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  • 発売日:2025/04/14
  • 出版社:ニューズピックス
  • ISBN:9784910063409
僕たちは言葉について何も知らない
通常価格 1,980 円(税込)
通常価格 セール価格 1,980 円
セール 売り切れ
  • 発売日:2025/04/14
  • 出版社:ニューズピックス
  • ISBN:9784910063409
商品説明
國分功一郎氏、千葉雅也氏推薦!
最注目の言語哲学者、一般書デビュー。
“人間は言葉を操る魔法使いである。その恐ろしさと可能性。 我々はまだ「言葉が何をなし得るか?」を知らずにいる。”
−−國分功一郎・哲学者・『暇と退屈の倫理学』著者)
“言葉を使うのは難しい。なぜなら、言葉には、人を動かし、現実を変えてしまう不思議な力があるからだ。 本書は、「言葉の力」とは何かを、 哲学的な視点から丁寧に説明してくれる。”
−−千葉雅也(哲学者、『勉強の哲学』著者)
言葉は人の心を救いもすれば、 生涯消えることのない傷を負わせることもできるものです。
誰もが言葉の持ち主なのに、どうにもうまく使いこなせない。
言葉とはいったい何なのでしょう。(「はじめに」より)
目次
【目次】
第1章 人間の言葉は魔術だ
第2章 「言語化」の手前
第3章 あいまいさが生む言葉の本質
第4章 空気・皮肉・げんかつぎの言語学
第5章 聞き手をコントロールするコミュニケーション
第6章 誤解のメカニズム
第7章 文化の尊重と、個人の尊重
第8章 自分らしさの言語学
最終章 「月がきれいですね」が「あなたが好き」になるとき
なぜ「言語化」に長けた僕たちは、これほど孤独なのか。

【目次詳細】
<第1部 理論編:言葉の本質>
第1章 人間の言葉は魔術だ
・言葉には知られた顔と知られていない顔がある
・ミツバチは悩まずダンスする
・言葉の役割① 物語を生み出す力(イメージ喚起力)
・言葉の役割② 言葉は感情に働きかける
・言葉の役割③ 名づけが〈もの〉を生み出す
第2章 「言語化」の手前にあるもの
・論理のおおもとに心理がある
・知的な大人は「こども」みたいだ
第3章 あいまいさが生む言葉の本質
・言葉の黄身と言葉の白身
・概念の変化:愛には、憎しみと区別のつかない瞬間がある
・私たちは言葉の意味の真相をまだ知らない
第4章 空気・皮肉・げんかつぎの言語学
・言葉のまわりにゆるやかに存在する「心」に気づく
・「場の空気」は言葉の中に
・文字通りでない、ハイコンテクストの文化
・推し・ルーティン・げんかつぎ
・傷つきたくないからセンシティブにはなれません
<第2部 応用編①:嘘、誤解、もどかしさ>
第5章 聞き手をコントロールするコミュニケーション
・想起する言葉をコントロールすること
・なぜ「優しい嘘」は許され、「誤解させたなら謝ります」はモヤるのか
第6章 誤解のメカニズム
・意味が伝わらないとき、何が起きているのか
・意味が伝わるとき、何が起きているのか
・「あなたの気持ちがよくわかる」の誤解
<第3部 応用編②:生きるに値する孤独な世界>
第7章 文化の尊重は、個人の尊重
・なぜ個性のない言葉が「個性」を生むのか
・身体の言葉につもる文化
第8章 自分らしさの言語学
・本来の自分を言語化するには、「述語」に注目せよ
・人生の意味づけは「述語」が変える
・一般化とかけがえのなさ
・そもそも「みんな」にあなたは含まれていない
最終章 「月がきれいですね」が「あなたが好き」になるとき
・孤独感の正体
・孤独(Solitude)の先に孤独感(Loneliness)の解消がある
・言葉を大切にする人が幸せをつかむ
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