商品情報にスキップ
1 0
  • 発売日:2025/05/22
  • メーカー:中央公論新社
  • ISBN:9784121028549
ロシア政治
通常価格 1,375 円(税込)
通常価格 セール価格 1,375 円
セール 売り切れ
  • 発売日:2025/05/22
  • メーカー:中央公論新社
  • ISBN:9784121028549
商品説明
国際法を無視してウクライナへの全面侵攻を開始したロシア。
国内では兵士の大量動員をかけ、西側諸国からは経済制裁を受けるも、指導者プーチンは国民から高い支持を受け続ける。
地方政府や大企業、メディアへの介入を意のままとし、選挙や政党まで操作する絶大な権力はいかにして獲得されたのか。
ソ連崩壊から歴史を振り返り、統治機構や選挙、中央と地方の関係、市民社会など6つの観点から権威主義体制の内情に迫る。
目次
はじめに

第1章 混乱から強権的統治へ――ペレストロイカ以降の歴史
 1 ペレストロイカとソ連解体、混乱のエリツィン時代へ 1985~99年
 2 プーチンの大統領就任、タンデム支配へ 2000~12年
 3 プーチン再登板からウクライナ戦争へ 2012~24年
 4 本書の視角

第2章 大統領・連邦議会・首相――準大統領制の制度的基盤
 1 ソ連時代の遺産と準大統領制の成立
 2 エリツィン時代の対立からプーチン時代の支配の確立へ
 3 大統領の任期とプーチンの後継者問題

第3章 政党と選挙――政党制の支配と選挙操作
 1 エリツィン体制下の支配政党の不在
 2 統一ロシアと政党制の支配
 3 バラエティ豊かな選挙操作
 
第4章 中央地方関係――広大な多民族国家の統治
 1 強力な地方エリートと非対称な連邦制
 2 プーチンの登場と垂直的権力の強化
 3 2010年代の展開と地方への押し付け

第5章 法執行機関――独裁を可能にする力の源泉
 1 プーチン体制を支えるシロヴィキたち
 2 権威主義的な法律主義
 3 市民の生活と法執行機関

第6章 政治と経済――資源依存の経済と国家
 1 オリガルヒの誕生と政治への介入
 2 集権的ネットワークの確立
 3 ロシアの市民と経済

第7章 市民社会とメディア――市民を体制に取り込む技術
 1 ロシア市民の政治観
 2 市民社会の抑圧と抱き込み
 3 メディアの支配とプロパガンダ

終 章 プーチン権威主義体制を内側から見る

あとがき
主要参考文献
詳細を表示する