- 発売日:2024/10/21
- メーカー:岩波書店
- ISBN:9784004320364
目次
はじめに──論理的思考はひとつなのか
序 章 西洋の思考のパターン──四つの論理
1 論理学、レトリック、科学、哲学の論理と思考法の比較表
2 論理学の論理
3 説得(レトリック)の論理
4 科学的発見の論理
5 哲学的探究の論理
第一章 論理的思考の文化的側面
1 何が〈論理的〉だと感じさせるのか
2 論理と文化──価値の選択と優先順位
3 論理と合理性
4 経済・政治・法技術・社会のそれぞれの論理
第二章 「作文の型」と「論理の型」を決める暗黙の規範──四つの領域と四つの論理
1 求められる作文の型を知る
2 経済の論理──アメリカのエッセイと効率性・確実な目的の達成
3 政治の論理──フランスのディセルタシオンと矛盾の解決・公共の福祉
4 法技術の論理──イランのエンシャーと真理の保持
5 社会の論理──日本の感想文と共感
第三章 なぜ他者の思考を非論理的だと感じるのか
1 「自己の主張」の直線的な論証(経済)とは相容れない論理
2 弁証法の「手続き」(政治)とは相容れない論理
3 「ひとつに決まる結論」(法技術)とは相容れない論理
4 他者への共感(社会)とは相容れない論理
終 章 多元的思考──価値を選び取り豊かに生きる思考法
おわりに
参考・引用文献
序 章 西洋の思考のパターン──四つの論理
1 論理学、レトリック、科学、哲学の論理と思考法の比較表
2 論理学の論理
3 説得(レトリック)の論理
4 科学的発見の論理
5 哲学的探究の論理
第一章 論理的思考の文化的側面
1 何が〈論理的〉だと感じさせるのか
2 論理と文化──価値の選択と優先順位
3 論理と合理性
4 経済・政治・法技術・社会のそれぞれの論理
第二章 「作文の型」と「論理の型」を決める暗黙の規範──四つの領域と四つの論理
1 求められる作文の型を知る
2 経済の論理──アメリカのエッセイと効率性・確実な目的の達成
3 政治の論理──フランスのディセルタシオンと矛盾の解決・公共の福祉
4 法技術の論理──イランのエンシャーと真理の保持
5 社会の論理──日本の感想文と共感
第三章 なぜ他者の思考を非論理的だと感じるのか
1 「自己の主張」の直線的な論証(経済)とは相容れない論理
2 弁証法の「手続き」(政治)とは相容れない論理
3 「ひとつに決まる結論」(法技術)とは相容れない論理
4 他者への共感(社会)とは相容れない論理
終 章 多元的思考──価値を選び取り豊かに生きる思考法
おわりに
参考・引用文献