書籍詳細

書籍のレビュー・概要

まどろみながら彼は、はてみ丸のことを考えていた。あの小さな舟で旅した日々をーー。作家の没後に公表された〈ゲド戦記〉最後のエピソード「火明かり」。ほか、未邦訳短編「オドレンの娘」、『夜の言葉』よりエッセイ3編、講演「「ゲド戦記」を“生きなおす”」などを収めた、日本語版オリジナル編集による別冊。解説=中島京子 『火明かり ゲド戦記別冊』特集ページ≫

火明かり

Takumi ブックス

火明かり

ゲド戦記別冊

著者・関係者
アーシュラ・K.ル=グウィン 作・井上 里 訳・清水 真砂子 訳・山田 和子 訳・青木 由紀子 訳・室住 信子 訳
カテゴリ
児童書
刊行日
2025/05/29
体裁
B6変・254頁
ISBN
9784001146325
在庫状況
在庫あり

価格:990 円

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著者略歴

  • [作者] アーシュラ・K.ル=グウィン 1929~2018 アメリカの作家.カリフォルニア州バークレー生まれ.父は文化人類学者 A.L.クローバー,母は『イシ──北米最後の野性インディアン』の著者シオドーラ・クローバー.『闇の左手』をはじめとする大人向けの SF 作品でヒューゴー賞,ネビュラ賞など,数々の賞に輝く.「ゲド戦記」シリーズで,世界中でファン層を飛躍的に広げた.エッセイ集,評論集に『夜の言葉』『世界の果てでダンス』『ファンタジーと言葉』などがある. [訳者] 井上 里(いのうえ・さと) 英米文芸翻訳家。共立女子大学文芸学部専任講師。早稲田大学第一文学部卒業後、2021年にイギリスのイースト・アングリア大学院にて文芸翻訳の修士号を取得。主な訳書にジョーン・リンジー『ピクニック・アット・ハンギングロック』(東京創元社)、キャサリン・レイシー『ピュウ』(岩波書店)、ジュリア・フィリップス『消失の惑星』(早川書房)など。 清水真砂子(しみず・まさこ) 翻訳家、児童文学研究者。青山学院女子短期大学名誉教授。「ゲド戦記」シリーズ、マーガレット・マーヒー『めざめれば魔女』、『トーク・トーク――カニグズバーグ講演集』(以上、岩波書店)など訳書多数。著書に『大人になるっておもしろい?』(岩波ジュニア新書)、『子どもの本のもつ力――世界と出会える60冊』(大月書店)など多数。 山田和子(やまだ・かずこ) 翻訳家、編集者。J・G・バラード『太陽の帝国』『旱魃世界』(以上、創元SF文庫)、ル・グィン『幻影の都市』、P・K・ディック『時は乱れて』(以上、ハヤカワ文庫)、アンナ・カヴァン『氷』『アサイラム・ピース』(以上、ちくま文庫)など訳書多数。 青木由紀子(あおき・ゆきこ) 児童文学研究者、翻訳家。和洋女子大学名誉教授。ル=グウィン『ファンタジーと言葉』(岩波現代文庫)、マーヒー『足音がやってくる』(岩波書店)など訳書多数。著書に『七つのテーマから読み解く英米児童文学』(ミネルヴァ書房)。 室住信子(むろずみ・のぶこ) 翻訳家、英文学研究者。青山学院大学法学部教授。主な訳書にタニス・リー『死の王』、『血のごとく赤く』(短編集、共訳)、F・M・バズビイ『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(アンソロジー、共訳。以上、ハヤカワ文庫)など。2023年没。

目次

  1. 序 文――“The Books of Earthsea”に寄せて……………井上 里 訳 オドレンの娘……………井上 里 訳 火明かり……………井上 里 訳 アメリカ人はなぜ竜がこわいか……………室住信子 訳 夢は自らを語る……………山田和子 訳 子どもと影と……………青木由紀子 訳 「ゲド戦記」を“生きなおす”……………清水真砂子 訳 解説 ル=グウィンの幸福な「発見」を読む 幸福な読者として……………中島京子 書誌・日本語版刊行情報

本文紹介

作家の没後公表された「火明かり」。未邦訳短編やエッセイ・講演などを収めた、日本語版オリジナル編集の別冊。解説=中島京子

抜粋:まどろみながら彼は、はてみ丸のことを考えていた。あの小さな舟で旅した日々をーー。作家の没後に公表された〈ゲド戦記〉最後のエピソード「火明かり」。ほか、未邦訳短編「オドレンの娘」、『夜の言葉』よりエッセイ3編、講演「「ゲド戦記」を“生きなおす”」などを収めた、日本語版オリジナル編集による別冊。解説=中島京子 『火明かり ゲド戦記別冊』特集ページ≫