書籍詳細

書籍のレビュー・概要

洪水のように押し寄せる新刊の荒波を乗り越えて、残された時間で何を読むべきか? 二百冊に垂んとする文庫解説を物してきた「解説の達人」が厳選して贈る、恰好の読書案内。新しい読書の世界が、いま文庫からはじまる。

文庫からはじまる

Takumi ブックス

文庫からはじまる

「解説」的読書案内

著者・関係者
関川 夏央 著
カテゴリ
現代文庫
刊行日
2025/03/14
体裁
A6・並製 ・290頁
ISBN
9784006023669
在庫状況
在庫あり

価格:1,331 円

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著者略歴

  • 関川夏央 Natsuo Sekikawa 作家.1949年,新潟県生まれ.上智大学外国語学部中退.『海峡を越えたホームラン』(双葉社,1984年)で第7回講談社ノンフィクション賞,『「坊っちゃん」の時代』(谷口ジローと共作,双葉社,1987 ‒97年)で第2回手塚治虫文化賞,2001年には,その「人間と時代を捉えた幅広い創作活動」により第4回司馬遼太郎賞,『昭和が明るかった頃』(文藝春秋,2002年)で第19回講談社エッセイ賞を受賞.『おじさんはなぜ時代小説が好きか』(岩波書店,2006年),『子規,最後の八年』(講談社,2011年),『東と西 横光利一の旅愁』(講談社,2012年),「人間晩年図巻」シリーズ(全5巻,岩波書店,2016‒21年)など著作多数.

目次

  1. Ⅰ 明治二十年代「金の世」における職業としての文芸 伊藤整『日本文壇史3 悩める若人の群』 鷗外が眺めた「燈火の海」 森鷗外『舞姫』 崖下の家の平和と不安 夏目漱石『門』 明るくて軽快な国木田独歩――日清・日露戦間期の作家 「明治の文学」第22巻『国木田独歩』 彼はむかしの彼ならず――「天才」石川一から「生活者」啄木へ ちくま日本文学全集30『石川啄木』 「繁昌記」という名の挽歌 『大東京繁昌記 下町篇』 「切実な自己表現」としての文芸評論 平野謙『島崎藤村』 網膜に焼き付いた風景 原民喜『原民喜戦後全小説』 「日本の文学」刊行と一九六三年という時代 中央公論新社編『対談 日本の文学 作家の肖像』 Ⅱ 向上心こそ力であった時代 浮谷東次郎『俺様の宝石さ』 文学に「退屈」する作家 伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』 昭和四十二年の「違和感」――旧制高校的文化考 竹内洋『学歴貴族の栄光と挫折』 歴史を記述する方法と技倆 徳岡孝夫『五衰の人――三島由紀夫私記』 回想の山田風太郎 山田風太郎『警視庁草紙』ほか 個性的日本人が描く個性的日本人群像 山田風太郎『明治波濤歌』 梯子の下の深い闇 藤沢周平『闇の梯子』 「孤士」の墓碑銘 藤沢周平『回天の門』 停滞の美しさ、やむを得ざる成長 藤沢周平『漆の実のみのる国』 封建の花 群ようこ『馬琴の嫁』 日常の明るい闇 山田太一『逃げていく街』 彼女の、意志的なあの靴音 須賀敦子『ヴェネツィアの宿』 年を歴た鰐について 山本夏彦『美しければすべてよし――夏彦の写真コラム』 努力して「老人」、普通に「老青年」 阿川弘之『南蛮阿房列車』 ここに文学がある 阿川弘之『天皇さんの涙 葭の髄から・完』 あとがき

本文紹介

洪水のように押し寄せる新刊の荒波を乗り越えて、残された時間で何を読むべきか? 二百冊に垂んとする文庫解説を物してきた「解説の達人」が厳選して贈る、恰好の読書案内。新しい読書の世界が、いま文庫からはじまる。

抜粋:洪水のように押し寄せる新刊の荒波を乗り越えて、残された時間で何を読むべきか? 二百冊に垂んとする文庫解説を物してきた「解説の達人」が厳選して贈る、恰好の読書案内。新しい読書の世界が、いま文庫からはじまる。