書籍詳細

書籍のレビュー・概要

世界人口の半分近くが貧困の中にある。生活環境を変えるためにはお金が必要だが、貧しい人々にとってはお金を借りることも返すことも困難だ。ではどうしたらいいのか。――この世界的課題を解決するのが、小さな金融サービス=マイクロファイナンスだ。その実践に取り組む著者が、現状と課題を最前線から伝える。

世界の貧困に挑む

Takumi ブックス

世界の貧困に挑む

マイクロファイナンスの可能性

著者・関係者
慎 泰俊 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2025/03/19
体裁
新書・254頁
ISBN
9784004320555
在庫状況
在庫あり

価格:1,056 円

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著者略歴

  • 慎泰俊(シンテジュン) 1981年東京生まれ.朝鮮大学校および早稲田大学大学院ファイナンス研究科卒.モルガン・スタンレー・キャピタルおよびユニゾン・キャピタルを経て,2014年に五常・アンド・カンパニーを創業,途上国における金融包摂に従事している.認定NPO法人Living in Peace,日本児童相談業務評価機関を共同創設. 著書―『ルポ 児童相談所』(ちくま新書,2017) 『外資系金融のExcel作成術』(東洋経済新報社,2014) 『ソーシャルファイナンス革命』(技術評論社,2012)など

目次

  1. 序 章 「機会の平等」のための金融包摂 第1章 お金はいかにして回っているのか 1 お金とはなにか 2 お金はどうやって回るのか 3 お金がスムーズに回るためには金融システムが必要 第2章 生きるための金融サービス 1 貧困とはなにか 2 貧困層の人々が用いるインフォーマルな金融サービス 3 低所得層にとって、預金と借入は似ている 4 低所得層向けのフォーマルな金融サービス 5 金利はどのようにして決まるのか 6 融資と倫理――なぜ金貸しは2000年以上憎まれてきたのか 第3章 金融排除から金融アクセス、金融包摂へ 1 グローバル・フィンデックス・レポート 2 金融アクセスから金融包摂に焦点が移った理由 第4章 マイクロファイナンスの現代史 1 その歩み――3つのマイクロファイナンス機関 2 世代間の葛藤と対話 第5章 金融包摂におけるフィンテックの成果と課題 1 テクノロジーによる変革 2 フィンテックの最前線 3 新たな時代へ 第6章 マイクロファイナンスは本当に役立っているのか 1 なぜ熱狂は冷めたのか 2 貧困削減に貢献できるか 3 どのような指標を用いるか――パフォーマンスとインパクト 第7章 未来のマイクロファイナンスはどうあるべきか 終 章 日本や先進国からできること あとがき 謝 辞 参考文献

本文紹介

貧困から抜け出すためにこそ必要となる小さな金融サービス=マイクロファイナンス。その現状と課題を、最前線から伝える。

抜粋:世界人口の半分近くが貧困の中にある。生活環境を変えるためにはお金が必要だが、貧しい人々にとってはお金を借りることも返すことも困難だ。ではどうしたらいいのか。――この世界的課題を解決するのが、小さな金融サービス=マイクロファイナンスだ。その実践に取り組む著者が、現状と課題を最前線から伝える。