書籍詳細

書籍のレビュー・概要

絵本は、絵とテキストの融合によって生みだされる芸術の一ジャンル。半世紀にわたって新しい作品や作家と出会いつづけてきた著者が、数多くの作品を引きながら、古代から現在におよぶ絵本の歴史をたどり、表現のさまざまな技法と可能性について縦横無尽に語る。あらゆる世代の読む目を開かせ、刺激する、渾身の絵本論。

絵本とは何か

Takumi ブックス

絵本とは何か

起源から表現の可能性まで

著者・関係者
松本 猛 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2025/02/27
体裁
A5・並製 ・238頁
ISBN
9784000223195
在庫状況
在庫あり

価格:2,750 円

カートを見る

著者略歴

  • 松本 猛(まつもと・たけし) 1951年東京生まれ.美術・絵本評論家,作家,横浜美術大学客員教授,ちひろ美術館常任顧問,美術評論家連盟会員,日本ペンクラブ会員.1977年にいわさきちひろ絵本美術館(現・ちひろ美術館・東京),97年に安曇野ちひろ美術館を設立.同館館長,長野県信濃美術館・東山魁夷館(現・長野県立美術館)館長,絵本学会会長を歴任. 著書に『いわさきちひろ 子どもへの愛に生きて』(講談社),『ちひろ美術館の窓から』(かもがわ出版),『安曇野ちひろ美術館をつくったわけ』(新日本出版社),『「戦火のなかの子どもたち」物語』(岩崎書店),絵本に『白い馬』(絵・東山魁夷 講談社)『ふくしまからきた子』(絵・松本春野 岩崎書店)など多数.

目次

  1. 第1章 絵本とは何か 1 絵本は子どもの本? 大人が楽しむ絵本 絵本が子どもの本といわれるようになったのはいつ? 2 絵本はどういう表現ジャンルか 絵入りの書籍比べ 絵本は総合芸術 第2章 絵本の表現 1 絵本の絵を読む 絵を読む 絵本の絵を読む 2 絵とテキストの関係 絵が先か、テキストが先か 絵とテキストによる表現の効果 3 画面展開の理論と技術 めくる構造 連続画面の表現技術と効果 異時同図と異空間同図 4 名作の分析 『わたしのワンピース』 『おやすみなさい おつきさま』 『よあけ』 『きょうはそらにまるいつき』 第3章 絵本の歴史 1 絵画と物語 洞窟壁画 絵画は物語を描く 絵画は物語を生み出す 文芸と一体化した絵画 カリカチュア(風刺画・寓意画) 2 絵本の源流――写本の時代 手書きの書籍の始まり ヨーロッパの写本 日本の絵巻物 3 絵本の萌芽――版本の時代 印刷の歴史とヨーロッパの挿絵本 江戸絵本 4 現代絵本の誕生と展開 アメリカの絵本黄金期 大正・昭和初期の絵雑誌 現代絵本の幕開け 子どものための物語からの解放 5 現代絵本の発展 評論と研究 表現スタイルの多様化と内容の深化 第4章 絵本の可能性 1 絵本は何を語れるか――テーマの広がり 思想・生き方 戦争と平和 東日本大震災・原発事故 人権・差別 老いと死 自然・地球環境 歴史 2 これからの絵本 電子書籍と紙文化としての絵本 新しい絵本のスタイル 絵本制作の課題 絵本の未来のために あとがき 引用・参考文献 本書で取り上げた主な絵本

本文紹介

絵本は、絵とテキストの融合によって生みだされる芸術の一ジャンル。あらゆる世代の読む目を開かせ、刺激する、渾身の絵本論。

抜粋:絵本は、絵とテキストの融合によって生みだされる芸術の一ジャンル。半世紀にわたって新しい作品や作家と出会いつづけてきた著者が、数多くの作品を引きながら、古代から現在におよぶ絵本の歴史をたどり、表現のさまざまな技法と可能性について縦横無尽に語る。あらゆる世代の読む目を開かせ、刺激する、渾身の絵本論。