書籍詳細

書籍のレビュー・概要

「原発の問題は難しい」、「原発は安全に作られている」と思っていませんか?元裁判官の著者もかつてそう思いこんでいましたが、原発裁判を担当し、認識が変わりました。答えは何れも「ノー」なのです。本書では皆さんの「先入観」を氷解させ、原発を巡る問題の本質に迫ります。全国の主な脱原発訴訟・国賠訴訟一覧表付。

原発と司法

Takumi ブックス

原発と司法

国の責任を認めない最高裁判決の罪

著者・関係者
樋口 英明 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2025/01/07
体裁
A5・並製 ・72頁
ISBN
9784002711034
在庫状況
在庫あり

価格:693 円

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著者略歴

  • 樋口英明(ひぐち・ひであき) 1952年三重県生まれ.京都大学法学部卒業.1983年裁判官任官,大阪高裁,名古屋地裁,名古屋家裁部総括判事などを歴任.2017年定年退官. 著書に『私が原発を止めた理由』(旬報社,2021年),『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々』(旬報社,2023年),『原発を止めた裁判官による 保守のための原発入門』(岩波書店,2024年).

目次

  1. はじめに 令和6年の能登半島地震 珠洲原発 志賀原発 2007年能登半島地震と井戸判決 福島原発事故後に提起された志賀原発の運転差止裁判 原発の運転を止めるべき理由 我が国の原発の耐震性 南海トラフ巨大地震と原発 私が講演を引き受けた理由 先入観と原発の本質 原発の本質 2022年6月17日 最高裁判決 福島原発事故の状況 4号機の奇跡 本件訴訟の争点と多数意見 多数意見の問題点 多数意見の前半(事故前の津波対策) 多数意見の後半(防潮堤の高さ) 三浦反対意見 多数意見と三浦意見の対比 多数意見の第2の問題 多数意見裁判官に対する更なる疑念 裁判官訴追 司法権の独立 裁判所が信頼を回復する唯一の方法 なぜ、国家賠償を求めるのか マイコート おわりに

本文紹介

原子力行政の暴走を止められるのは司法だけ。この司法が独立した判断を放棄し、原子力行政と一体となり、機能不全に陥っている。

抜粋:「原発の問題は難しい」、「原発は安全に作られている」と思っていませんか?元裁判官の著者もかつてそう思いこんでいましたが、原発裁判を担当し、認識が変わりました。答えは何れも「ノー」なのです。本書では皆さんの「先入観」を氷解させ、原発を巡る問題の本質に迫ります。全国の主な脱原発訴訟・国賠訴訟一覧表付。