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書籍のレビュー・概要

ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバト…。近代以降、ヒトによる発見から驚くほど短期間で姿を消した動物たちの足跡を求め、著者は世界各地を訪ね歩いた。そこで耳にした、彼らの声なき声とは? 絶滅という現象を悲しみ、いなくなった彼らの「復活」を試みる我々ヒトとは何者なのか? 愛すべき動物と、ヒトの未来の物語。

おしゃべりな絶滅動物たち

Takumi ブックス

おしゃべりな絶滅動物たち

会えそうで会えなかった生きものと語る未来

著者・関係者
川端 裕人 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2025/01/21
体裁
四六・上製 ・238頁
ISBN
9784000616799
在庫状況
在庫あり

価格:2,860 円

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著者略歴

  • 川端裕人(かわばた・ひろと) 1964年兵庫県明石市生まれ,千葉県千葉市育ち.文筆家.東京大学教養学部卒業. 『ドードーをめぐる堂々めぐり――正保四年に消えた絶滅鳥を追って』(岩波書店),『10代の本棚――こんな本に出会いたい』(共著,岩波ジュニア新書),『我々はなぜ我々だけなのか――アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス.科学ジャーナリスト賞・講談社科学出版賞受賞),『動物園から未来を変える――ニューヨーク・ブロンクス動物園の展示デザイン』(共著,亜紀書房),『「色のふしぎ」と不思議な社会――2020年代の「色覚」原論』『科学の最前線を切りひらく!』(筑摩書房),小説に『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会.新田次郎文学賞受賞),『川の名前』(ハヤカワ文庫),『エピデミック』『銀河のワールドカップ』(集英社文庫)など多数.

目次

  1. はじめに おしゃべりな絶滅動物 第一章 「絶滅」を知らない時代の絶滅――一八世紀、ステラーカイギュウ コラム❶ ステラーカイギュウは日本のカイギュウ?――日本で見る大型海牛類の進化 第二章 「人為の絶滅」の発見――一九世紀、ドードー、ソリテアからオオウミガラスへ 第三章 現代的な環境思想の勃興――二〇世紀、生きた激流リョコウバト コラム❷ リョコウバトと日本人画家と野口英世 第四章 絶滅できない!――二〇世紀、フクロオオカミ(タスマニアタイガー) 第五章 それでも絶滅は起きる――二一世紀、ヨウスコウカワイルカ(バイジー) 第六章 ドードーはよみがえるのか――二一世紀、「脱絶滅」を通して見えるもの 終 章 絶滅動物は今も問いかける――「同じ船の仲間たち」と日本からの貢献 謝辞など 注

本文紹介

近代以降に絶滅した動物たちの運命に、ヒトはどれだけ関わったのか? 彼らの声なき声に耳を傾けヒトの未来を考える。図版多数。

抜粋:ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバト…。近代以降、ヒトによる発見から驚くほど短期間で姿を消した動物たちの足跡を求め、著者は世界各地を訪ね歩いた。そこで耳にした、彼らの声なき声とは? 絶滅という現象を悲しみ、いなくなった彼らの「復活」を試みる我々ヒトとは何者なのか? 愛すべき動物と、ヒトの未来の物語。