書籍詳細

書籍のレビュー・概要

巨樹、龍宮、鬼、お釈迦様…。東アジア、漢字漢文の文化圏全般に共通して親しまれる説話モチーフは一体どのように誕生し、伝播していったのだろうか?東アジア説話研究の第一人者である著者が、世界観・群像・西洋との交流という三つの軸から、経典や絵画など、豊富な資料を駆使し、説話がたどってきた道のりを跡づける。

世界は説話にみちている 東アジア説話文学論

Takumi ブックス

世界は説話にみちている 東アジア説話文学論

著者・関係者
小峯 和明 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2024/12/17
体裁
四六・上製 ・342頁
ISBN
9784000616676
在庫状況
在庫あり

価格:3,630 円

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著者略歴

  • 小峯和明(こみね・かずあき) 1947年生.日本古典文学,東アジア比較説話専攻.立教大学名誉教授.1977年早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学.文学博士. 著書に『予言文学の語る中世――聖徳太子未来記と野馬台詩』(吉川弘文館,2019年),『中世日本の予言書――〈未来記〉を読む』(岩波新書,2007年),『『野馬台詩』の謎――歴史叙述としての未来記』(岩波書店,2003年),『説話の森――中世の天狗からイソップまで』(岩波現代文庫,2001年),『中世説話の世界を読む』(岩波セミナーブックス,1998年),編著に『日本と東アジアの〈環境文学〉』(勉誠出版,2023年),『日本文学史』(吉川弘文館,2014年),校注に『日本往生極楽記・続本朝往生伝』(岩波文庫,2024年),『新日本古典文学大系 今昔物語集二・四』(岩波書店,1999,94年)などがある.

目次

  1. 序章 説話への招待 Ⅰ 東アジアの世界観 1 須弥山の図像と言説――アジアの宇宙観 2 龍宮をさぐる――異界の形象 3 巨樹の宇宙――環境と生命 Ⅱ 東アジアの群像 4 四つの門をくぐると――転生する釈迦伝 5 宝誌の顔――東アジアの肖像 6 見える鬼と見えない鬼――鬼の東アジア Ⅲ 東アジアと東西交流文学 7 授乳の神話学――摩耶とマリア 8 アジアのイソップ――〈東西交流文学〉の世界 9 二鼠譬喩譚・「月のねずみ」 追 考――説話の〈東西交流〉 結章 説話の東アジアへ 参考文献一覧 あとがき

本文紹介

漢字漢文文化圏に共通する説話モチーフはどのように誕生し、伝播したか?経典や絵画等の資料から、辿った道のりを跡づける。

抜粋:巨樹、龍宮、鬼、お釈迦様…。東アジア、漢字漢文の文化圏全般に共通して親しまれる説話モチーフは一体どのように誕生し、伝播していったのだろうか?東アジア説話研究の第一人者である著者が、世界観・群像・西洋との交流という三つの軸から、経典や絵画など、豊富な資料を駆使し、説話がたどってきた道のりを跡づける。