書籍詳細

書籍のレビュー・概要

摂関政治とは「新しいシステムに改修された古代政治」か、それとも「中世的なネットワーク政治の始まり」だったのか? 受領による地方支配や王朝文学の展開、同時代の高麗史なども視野に、様々な角度から最先端の議論を提示する。

摂関政治

Takumi ブックス

摂関政治

古代の終焉か、中世の開幕か

著者・関係者
吉村 武彦 編・吉川 真司 編・川尻 秋生 編
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2024/11/28
体裁
四六・並製 ・366頁
ISBN
9784000286404
在庫状況
在庫あり

価格:3,080 円

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著者略歴

  • 【編集委員】 吉村武彦(よしむら・たけひこ) 1945年生.明治大学名誉教授.日本古代史.著書に『日本古代の社会と国家』『日本古代国家形成史の研究』(以上,岩波書店),『ヤマト王権』『大化改新を考える』(以上,岩波新書)など. 吉川真司(よしかわ・しんじ) 1960年生.京都大学名誉教授.日本古代史.著書に『律令官僚制の研究』(塙書房),『律令体制史研究』(岩波書店),『天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京』(講談社),『飛鳥の都』(岩波新書)など. 川尻秋生(かわじり・あきお) 1961年生.早稲田大学教授.日本古代史.著書に『古代東国史の基礎的研究』(塙書房),『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館),『平安京遷都』(岩波新書),『古代の東国2 坂東の成立』(吉川弘文館)など. 【執筆者】 大津 透(おおつ・とおる) 1960年生.東京大学教授.日本古代史.『律令国家支配構造の研究』(岩波書店),『日本の歴史06 道長と宮廷社会』(講談社学術文庫),『律令国家と隋唐文明』(岩波新書),『藤原道長』(山川出版社)など. 告井幸男(つげい・ゆきお) 1967年生.京都女子大学教授.日本古代史.『摂関期貴族社会の研究』(塙書房),『論点・日本史学』(共編,ミネルヴァ書房),「天下立評粗考」(『日本古代の国家・王権と宗教』法蔵館)など. 山本淳子(やまもと・じゅんこ) 1960年生.京都先端科学大学教授.平安文学.『紫式部集論』(和泉書院),『紫式部日記と王朝貴族社会』(同),『源氏物語の時代』(朝日選書),『紫式部ひとり語り』(角川ソフィア文庫),『道長ものがたり』(朝日選書)など. 小原嘉記(こはら・よしき) 1977年生.京都女子大学准教授.日本中世史.「中世寺社の胎動」(『東海の中世史1』吉川弘文館),「畿内の国郡司と受領」(『講座 畿内の古代学I』雄山閣)など. 豊島悠果(とよしま・ゆか) 1979年生.神田外語大学教授.朝鮮中世史.『高麗王朝の儀礼と中国』(汲古書院),「李子淵から李資謙へ」(『アジア人物史第4巻 文化の爛熟と武人の台頭』集英社)など. 岸 泰子(きし・やすこ) 1975年生.京都府立大学教授.日本都市・建築史.『近世の禁裏と都市空間』(思文閣出版),「内裏・院御所の造営と公家屋敷地の形成」(『後陽成天皇』宮帯出版社)など. 鈴木 蒼(すずき・そう) 1992年生.宮内庁書陵部.日本古代史.「技能官人編成試論」(『摂関・院政期研究を読みなおす』思文閣出版),「「文人貴族層」の成立過程」(『日本史研究』732)など.

目次

  1. 刊行にあたって 〈摂関政治〉を考える……………吉川真司 古代政治としての摂関政治……………大津 透 中世政治としての摂関政治……………告井幸男 「后」たちと女房文学……………山本淳子 受領の支配と奉仕……………小原嘉記 高麗前期の統治体制の変容と対外関係……………豊島悠果 《個別テーマをひらく》 内裏という政治空間――内侍所を中心に……………岸 泰子 《個別テーマをひらく》 文人たちの生存戦略……………鈴木 蒼 座談会 摂関期は古代か中世か (吉川真司、大津透、告井幸男、山本淳子、小原嘉記、豊島悠果、川尻秋生) 天皇・母后・摂関年表 摂関政治期年表

本文紹介

摂関政治とは「新しいシステムに改修された古代政治」か、それとも「中世的なネットワーク政治の始まり」だったのか? 受領による地方支配や王朝文学の展開、同時代の高麗史なども視野に、様々な角度から最先端の議論を提示する。

抜粋:摂関政治とは「新しいシステムに改修された古代政治」か、それとも「中世的なネットワーク政治の始まり」だったのか? 受領による地方支配や王朝文学の展開、同時代の高麗史なども視野に、様々な角度から最先端の議論を提示する。