書籍詳細

書籍のレビュー・概要

弧状に長く連なり、複雑な地形・環境を内包する日本列島上では、古来多様な社会が形成されてきた。各地域の独自性や王権との関係をめぐって蓄積されてきたこれまでの議論に加え、地域と地域の間の交流や遠隔地の類似性に着目し、自然環境にもいっそうの注意を払いつつ、古代における各地域の有機的なつながりをあぶり出す。

列島の東西・南北

Takumi ブックス

列島の東西・南北

つながりあう地域

著者・関係者
吉村 武彦 編・吉川 真司 編・川尻 秋生 編
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2024/09/26
体裁
四六・並製 ・366頁
ISBN
9784000286398
在庫状況
在庫あり

価格:3,080 円

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著者略歴

  • 【編集委員】 吉村武彦(よしむら・たけひこ) 1945年生.明治大学名誉教授.日本古代史.著書に『日本古代の社会と国家』『日本古代国家形成史の研究』(以上,岩波書店),『ヤマト王権』『大化改新を考える』(以上,岩波新書)など. 吉川真司(よしかわ・しんじ) 1960年生.京都大学名誉教授.日本古代史.著書に『律令官僚制の研究』(塙書房),『律令体制史研究』(岩波書店),『天皇の歴史2 聖武天皇と仏都平城京』(講談社),『飛鳥の都』(岩波新書)など. 川尻秋生(かわじり・あきお) 1961年生.早稲田大学教授.日本古代史.著書に『古代東国史の基礎的研究』(塙書房),『日本古代の格と資財帳』(吉川弘文館),『平安京遷都』(岩波新書),『古代の東国2 坂東の成立』(吉川弘文館)など. 【執筆者】 川尻秋生(かわじり・あきお) 本書責任編集.【編集委員】紹介参照. 下向井龍彦(しもむかい・たつひこ) 1952年生.広島大学名誉教授.日本古代史.『武士の成長と院政(日本の歴史07)』(講談社学術文庫),『平将門と藤原純友』(山川出版社)など. 鈴木景二(すずき・けいじ) 1963年生.富山大学教授.日本古代史.「飛鳥寺西の槻の位置について」(『シリーズ歩く大和I 古代中世史の探究』法藏館),「仮名書き土器」(『墨書土器と文字瓦』八木書店出版部)など. 柴田博子(しばた・ひろこ) 1961年生.宮崎産業経営大学教授.日本古代史.『日本古代の思想と筑紫』(編著,櫂歌書房),「肥人についての再検討」(『国立歴史民俗博物館研究報告』232)など. 蓑島栄紀(みのしま・ひでき) 1972年生.北海道大学准教授.日本古代史・北方史.『「もの」と交易の古代北方史』(勉誠出版),『古代国家と北方社会』(吉川弘文館)など. 三上喜孝(みかみ・よしたか) 1969年生.国立歴史民俗博物館教授.日本古代史.『落書きに歴史をよむ』(吉川弘文館),『都と地方のくらし 奈良時代から平安時代(Jr.日本の歴史2)』(共著,小学館)など.

目次

  1. 刊行にあたって 〈列島の東西・南北〉を考える……………川尻秋生 東国 ヤマト王権の軍事的基盤……………川尻秋生 中国・四国 海の道……………下向井龍彦 近畿・北陸 日本の基点……………鈴木景二 九州と南島 大陸との窓口……………柴田博子 北海道 北方との窓口……………蓑島栄紀 東北 蝦夷の世界……………三上喜孝 座談会 古代地域史研究の今、そしてこれから (川尻秋生、下向井龍彦、鈴木景二、柴田博子、蓑島栄紀、三上喜孝、吉川真司) 古代日本要図

本文紹介

弧状に連なる日本列島上には多様な社会が形成されてきた。最新研究を踏まえ、古代における地域間の有機的なつながりを解明する。

抜粋:弧状に長く連なり、複雑な地形・環境を内包する日本列島上では、古来多様な社会が形成されてきた。各地域の独自性や王権との関係をめぐって蓄積されてきたこれまでの議論に加え、地域と地域の間の交流や遠隔地の類似性に着目し、自然環境にもいっそうの注意を払いつつ、古代における各地域の有機的なつながりをあぶり出す。