書籍詳細

書籍のレビュー・概要

フランス社会の書記として、社会の全体を写し取る――長短九十の小説から成る「人間喜劇」の壮大な構想を、作家みずから述べた「総序」は、近代文学の重要なマニフェスト。その詩的応用編として、『金色の眼の娘』を併収。植民地生まれの美少女と非情な伊達男の恋は、黄金と快楽、人種と性の交差の中でどこへ向かうのか?

「人間喜劇」総序・金色の眼の娘

Takumi ブックス

「人間喜劇」総序・金色の眼の娘

著者・関係者
バルザック 作・西川 祐子 訳
カテゴリ
新書
刊行日
2024/06/14
体裁
文庫・312頁
ISBN
9784003750919
在庫状況
在庫あり

価格:1,001 円

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著者略歴

  • バルザック(Honore de Balzac 1799―1850) フランスの小説家。「人間喜劇」と総称する長短90編余の小説のなかに、19世紀前半のフランス社会を形作る多種多様な人間の気質を描出した。『ゴリオ爺さん』『谷間の百合』『従兄ポンス』『「絶対」の探求』など。 西川 祐子(にしかわ・ゆうこ) フランス文学・比較文学研究、ジェンダー論。京都大学大学院修士課程修了、パリ大学博士号取得(文学)。京都文教大学名誉教授。主な著書に『私語り樋口一葉』『近代国家と家族モデル』『増補 借家と持ち家の文学史』『古都の占領』など、主な訳書にバルザック『十三人組物語』がある。

目次

  1. パリ市内図(一八二三年) 「人間喜劇」総序 金色の眼の娘 「総序」挿絵説明 訳 注 訳者あとがき 「人間喜劇」カタログ一八四五年 オノレ・ド・バルザック略年譜

本文紹介

壮大な「人間喜劇」の構想をバルザックみずから述べた「総序」。近代文学の重要なマニフェストに、エキゾチックな恋物語を併収。

抜粋:フランス社会の書記として、社会の全体を写し取る――長短九十の小説から成る「人間喜劇」の壮大な構想を、作家みずから述べた「総序」は、近代文学の重要なマニフェスト。その詩的応用編として、『金色の眼の娘』を併収。植民地生まれの美少女と非情な伊達男の恋は、黄金と快楽、人種と性の交差の中でどこへ向かうのか?