書籍詳細

書籍のレビュー・概要

国連では2030年までに世界の飢餓人口をゼロにすると掲げていますが、人口増も見込まれ、達成は困難と言われています。国連食糧農業機関(FAO)の職員として、長年アジアやアフリカ等で食料問題と向き合い、今も邁進する著者が、どのような対策が必要なのか、SDGsの視点から考察し、具体例をもとに解決策を提言します。

SDGsから考える世界の食料問題

Takumi ブックス

SDGsから考える世界の食料問題

著者・関係者
小沼 廣幸 著
カテゴリ
ジュニア新書
刊行日
2024/04/19
体裁
新書・210頁
ISBN
9784005009848
在庫状況
在庫あり

価格:1,056 円

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著者略歴

  • 小沼廣幸(こぬま・ひろゆき) 東京生まれ.一般社団法人(非営利)アジア自立支援機構代表理事.明治大学農学部卒.筑波大学大学院生命環境科学研究科博士前期課程修了.博士(農学).国連食糧農業機関(FAO)を中心に,UNHCR を含めて国連に約35年勤務し,2015年に退官.その間,中近東,アフリカ,アジアなどの開発途上国の現場を中心に活動する. FAO事務局長補兼アジア太平洋局長,明治大学特任教授,タイ国立シーナカリンウィロート大学客員教授を経て,現職.著書に『めざせ,世界のフィールドを』(岩波ジュニア新書)など. ホームページ:http://asiaselfreliance.org

目次

  1. プロローグ 国連の現場で 国連の現場で三五年間 FAOについて 職場はFAO 1章 SDGsはみんなのもの 国連のSDGsなの? MDGsとSDGsの違い SDGsはみんなのもの 完成までの道のり 2章 SDGsと世界の食料問題 世界の食料・農業と飢餓問題 人口増加と食料の将来を考える 「緑の革命」から学ぶ 食料価格の高騰 将来の食料への展望 昆虫食は世界を救う? 未活用作物サゴヤシ 日本の食料の安全保障 貧困と格差問題から飢餓を考える(SDGs目標1&10) 健康と人畜共通伝染病(SDGs目標3) 持続可能な都市と農村(SDGs目標11) 持続可能な生産と消費(SDGs目標12):食品ロスの削減 気候変動・地球温暖化と食料問題(SDGs目標13 ) コラム①靴の底は換えるべきか 3章 途上国の現場から学んだこととSDGs SDGsと行動 開発途上国への援助 援助には流儀が必要 自助努力を引き出す支援 受益者参加型のアプローチ カンボジアでの教訓 マイクロクレジットとPKSF 二一世紀のおしん 撤退戦略(Exit Strategy)を考える NPOの立ち上げ NGOとのかかわりが始まる 4章 NPO活動とSDGs――山岳民族とかかわって 少数山岳民族 洞窟のサッカー少年 国際NGOとの協力 アカ族の村、メーチャンタイへ ケシからコーヒーへ 村人からの要請、コーヒー組合の設立まで 共同加工場の建設 コーヒーの焙煎 誤算 コーヒーショップの開業 新型コロナ蔓延の影響 コーヒーショップの経営 コーヒーのプロになる 支援の輪の広がり コラム②首長族の首は本当に長い? エピローグ 若い人たちへ――人生とチャレンジ 英語力の壁 現場を目指す 若い世代へのメッセージ あとがき

本文紹介

アジアなどで長年、食料問題と向き合い、今も邁進する著者が、飢餓人口ゼロに向け、SDGsの視点から課題と解決策を提言する。

抜粋:国連では2030年までに世界の飢餓人口をゼロにすると掲げていますが、人口増も見込まれ、達成は困難と言われています。国連食糧農業機関(FAO)の職員として、長年アジアやアフリカ等で食料問題と向き合い、今も邁進する著者が、どのような対策が必要なのか、SDGsの視点から考察し、具体例をもとに解決策を提言します。