書籍詳細

書籍のレビュー・概要

日朝平壌宣言そして拉致被害者五人の帰国から二〇年余。日朝関係改善の窓は開いたと同時に閉ざされ、歴代政権は拉致問題を最重要課題として北朝鮮への圧力を強めてきたが、進展は見られない。止まった時を動かし解決するには何が必要か、極秘交渉に携わった外交官、記者、被害者家族、議員経験者など多角的な視点からの提言。

北朝鮮拉致問題の解決

Takumi ブックス

北朝鮮拉致問題の解決

膠着を破る鍵とは何か

著者・関係者
和田 春樹 編
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2024/03/26
体裁
四六・並製 ・262頁
ISBN
9784000255097
在庫状況
在庫あり

価格:2,200 円

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著者略歴

  • 和田春樹(わだ・はるき) 東京大学名誉教授.東北大学東北アジア研究センター・フェロー.1995〜2007年「アジア女性基金」の呼びかけ人,運営審議会委員,理事,専務理事・事務局長を務めた.現在,日朝国交促進国民協会理事・事務局長.主な著書に『朝鮮戦争全史』『日露戦争 起源と開戦』『北朝鮮現代史』『ある戦後精神の形成 1938─1965』(以上,岩波書店),『日朝交渉30年史』(ちくま新書),『金日成と満州抗日戦争』(平凡社),『スターリン批判 1953〜56年』『ロシア革命』『回想市民運動の時代と歴史家 1967─1980』(以上,作品社)など. 田中 均(たなか・ひとし) (株)日本総合研究所国際戦略研究所特別顧問.外務省アジア大洋州局長,外務審議官(政務担当)などを務めて2005年に退官.東京大学公共政策大学院客員教授,日本総合研究所国際戦略研究所理事長を経て現職.著書に『国家と外交』(共著・講談社),『外交の力』(日本経済新聞出版社),『プロフェッショナルの交渉力』(講談社),『日本外交の挑戦』(角川新書),『見えない戦争』(中公新書ラクレ)など. 福澤真由美(ふくざわ・まゆみ) 日本テレビ報道局「日テレNEWS」の統括デスク.中国・上海生まれ,14歳で来日.慶応義塾大学大学院修士課程修了.1997年日本テレビに入社し,報道局で政治部,社会部記者,『真相報道バンキシャ!』アシスタントプロデューサーを経て現職.2002年から長期にわたって報道局社会部拉致問題取材班のキャップを務めた. 蓮池 透(はすいけ・とおる) 元「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」副代表.東京電力で原子燃料サイクル部部長などを務め2009年退社.拉致被害者蓮池薫の実兄として「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の事務局長などを歴任.著書に『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社),『奪還 引き裂かれた二十四年』『奪還第二章 終わらざる闘い』(以上,新潮社),『拉致 左右の垣根を超えた戦いへ』(かもがわ出版),『告発──日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由』(ビジネス社)など. 有田芳生(ありた・よしふ) ジャーナリスト.出版社勤務を経てフリージャーナリストとして統一教会,オウム真理教事件等の報道にたずさわる.2010〜22年,参議院議員として拉致問題,差別,ヘイトスピーチ問題などにとりくむ.主な著書に『北朝鮮 拉致問題──極秘文書から見える真実』(集英社新書),『ヘイトスピーチとたたかう!』(岩波書店),『霊感商法の見分け方』(晩聲社),『原理運動と若者たち』『統一教会とは何か』(以上,教育史料出版会),『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店)など.

目次

  1. はしがき 第Ⅰ部 検証 日朝国交交渉と拉致問題 第1章 日朝国交交渉と拉致問題の経緯を振り返る 日朝交渉三〇年検証会議 和田春樹 第2章 拉致問題の真実とその解決の道 日朝交渉三〇年検証会議 和田春樹 第Ⅱ部 二〇年を問い直す──外交、拉致被害者、家族 第3章 交渉以外に問題解決の道はない 田中 均 聞き手=福澤真由美 第4章 拉致された人々を取材して──知られざるその肉声から見えるもの 福澤真由美 第5章 救う会と家族会の二〇年──「救出」から「北朝鮮打倒」への変質を問う 蓮池 透 第6章 拉致問題対策本部は二〇年何をやってきたのか 有田芳生 第7章 橫田家三代 女性たちの思い 和田春樹

本文紹介

日朝平壌宣言から二〇年余、最重要課題とされた拉致問題に進展はない。解決のため、止まった時を動かすための検証と提言。

抜粋:日朝平壌宣言そして拉致被害者五人の帰国から二〇年余。日朝関係改善の窓は開いたと同時に閉ざされ、歴代政権は拉致問題を最重要課題として北朝鮮への圧力を強めてきたが、進展は見られない。止まった時を動かし解決するには何が必要か、極秘交渉に携わった外交官、記者、被害者家族、議員経験者など多角的な視点からの提言。