書籍詳細

書籍のレビュー・概要

領主の不正により飼い馬と妻を失った馬商人が、正義の回復を求め帝国をも巻き込む戦いを起こす「ミヒャエル・コールハース」など、日常の崩壊とそこで露わになる人間の本性が悲劇的運命へとなだれ込む三作品を収録。カフカをはじめ多くの作家を魅了したクライストの、言葉と世界の多層性を包摂する文体に挑んだ意欲的新訳。

ミヒャエル・コールハース チリの地震 他一篇

Takumi ブックス

ミヒャエル・コールハース チリの地震 他一篇

著者・関係者
クライスト 作・山口 裕之 訳
カテゴリ
新書
刊行日
2024/01/16
体裁
文庫・326頁
ISBN
9784003241660
在庫状況
在庫あり

価格:1,001 円

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著者略歴

  • クライスト Heinrich von Kleist, 1777-1811. ドイツの劇作家・小説家。代表作には本作のほか、「こわれがめ」、「ペンテジレーア」などがある 山口 裕之(ヤマグチ ヒロユキ) 1962年生。東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授。専門はドイツ文学・思想、表象文化論、翻訳思想。主著に『現代メディア哲学』(講談社選書メチエ)、『映画を見る歴史の天使』(岩波書店)ほか。

目次

  1. ミヒャエル・コールハース チリの地震 サント・ドミンゴでの婚約 訳 注 解 説(山口裕之)

本文紹介

領主の横暴に対し馬商人が正義の回復のために立ち上がる。日常の崩壊と露わになる人間本性を描いた三作品。重層的文体に挑んだ新訳。

抜粋:領主の不正により飼い馬と妻を失った馬商人が、正義の回復を求め帝国をも巻き込む戦いを起こす「ミヒャエル・コールハース」など、日常の崩壊とそこで露わになる人間の本性が悲劇的運命へとなだれ込む三作品を収録。カフカをはじめ多くの作家を魅了したクライストの、言葉と世界の多層性を包摂する文体に挑んだ意欲的新訳。