書籍詳細

書籍のレビュー・概要

国宝、重要文化財はもちろん、身近な文化財も私たちの生活にきわめて重要な意味を持つ。容易に失われてしまうそれらを、〈ものつくり文化〉とともに守り、つないでゆくには? 保存と活用とのあいだで揺れる文化財の過去と現在、未来と希望を、第一人者が語り尽くす。世界にも稀な文化財の宝庫日本を、真の「文化の国」へ。

文化財の未来図

Takumi ブックス

文化財の未来図

〈ものつくり文化〉をつなぐ

著者・関係者
村上 隆 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2023/12/20
体裁
新書・226頁
ISBN
9784004319986
在庫状況
在庫あり

価格:1,034 円

カートを見る

著者略歴

  • 村上 隆(ムラカミ リュウ) 1953年京都府生まれ.京都大学工学部卒業,同大学院工学研究科修士課程修了.東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了.学術博士 独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所上席研究員,京都国立博物館学芸部部長等を歴任 現在―高岡市美術館館長,京都美術工芸大学特任教授,光産業創成大学院大学客員教授,奈良文化財研究所客員研究員,石見銀山資料館名誉館長ほか 専攻―歴史材料科学,ものつくり文化史,博物館学 著書―『金工技術(日本の美術 443)』(至文堂),『金・銀・銅の日本史』(岩波新書),『よみがえる白鳳の美国宝薬師寺東塔解体大修理全記録』(共著,朝日新聞出版)ほか

目次

  1. はじめに――水、空気、そして文化財 Ⅰ 日本は文化財の国である 一 今、なぜ「文化財」なのか? 二 「文化財」の誕生 Ⅱ 「文化財保護法」と日本文化 一 「文化財保護法」誕生まで 二 「文化財保護法」の歴史と未来 三 「災害頻発時代」の文化財――未来に向けた取り組みを Ⅲ 保存・継承、そして活用 一 保存と活用の矛盾を越える 二 価値を見きわめる――文化財保存科学の挑戦 三 「何も足さない、何も引かない」は可能か?――修理を深く考える Ⅳ 「複製」は日本文化を支える 一 「複製」とは何か? 二 「複製」の可能性 三 追体験がひらく新たな文化の地平 Ⅴ これからの日本文化のために 参考文献 おわりに

本文紹介

水や空気のように、私たちに欠かせない文化財。それらを守り、学び、つなげて、真の「文化の国」をめざすために必要なこととは。

抜粋:国宝、重要文化財はもちろん、身近な文化財も私たちの生活にきわめて重要な意味を持つ。容易に失われてしまうそれらを、〈ものつくり文化〉とともに守り、つないでゆくには? 保存と活用とのあいだで揺れる文化財の過去と現在、未来と希望を、第一人者が語り尽くす。世界にも稀な文化財の宝庫日本を、真の「文化の国」へ。