書籍詳細

書籍のレビュー・概要

さまざまな文化の形成・伝達に関わり、変容してきたメディアとコミュニケーションの様相をとらえる論考のほか、「歴史」としての文化や、文化が実践される「場」という問題機制にも気を配り、文化社会学の最前線を示す。

文化・メディア

Takumi ブックス

文化・メディア

著者・関係者
北田 暁大 編集委員・岸 政彦 編集委員・筒井 淳也 編集委員・丸山 里美 編集委員・山根 純佳 編集委員・東 園子 編集協力
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2023/12/14
体裁
A5・上製 ・298頁
ISBN
9784000114523
在庫状況
在庫あり

価格:3,740 円

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著者略歴

  • 【編者】 北田暁大(きただ あきひろ) 1971年生.東京大学大学院情報学環教授.理論社会学,メディア史.『広告の誕生──近代メディア文化の歴史社会学』(岩波書店),『実況中継・社会学──等価機能主義から学ぶ社会分析』(有斐閣)など. 東 園子(あずま そのこ) 1978年生.京都産業大学現代社会学部准教授.文化社会学,ジェンダー論.『宝塚・やおい,愛の読み替え──女性とポピュラーカルチャーの社会学』(新曜社),『ガールズ・メディア・スタディーズ』(共著,北樹出版)など. 【執筆者】(掲載順) 辻 泉(つじ いずみ) 1976年生.中央大学文学部教授.文化社会学,メディア論.『鉄道少年たちの時代──想像力の社会史』(勁草書房),『「男らしさ」の快楽──ポピュラー文化からみたその実態』(共編著,勁草書房)など. 谷本奈穂(たにもと なほ) 1970年生.関西大学総合情報学部教授.ポピュラー文化研究.『美容整形というコミュニケーション──社会規範と自己満足を超えて』(花伝社),『美容整形と化粧の社会学──プラスティックな身体』(新曜社)など. 加島 卓(かしま たかし) 1975年生.筑波大学人文社会系教授.メディア論,デザイン史.『オリンピック・デザイン・マーケティング──エンブレム問題からオープンデザインヘ』(河出書房新社),『〈広告制作者〉の歴史社会学──近代日本における個人と組織をめぐる揺らぎ』(せりか書房)など. 南田勝也(みなみだ かつや) 1967年生.武蔵大学社会学部教授.音楽社会学,ポピュラー文化研究.『オルタナティブロックの社会学』(花伝社),『ロックミュージックの社会学』(青弓社)など. 石田あゆう(いしだ あゆう) 1973年生.桃山学院大学社会学部教授.メディア社会論,歴史社会学.『戦時婦人雑誌の広告メディア論』(青弓社),『ミッチー・ブーム』(文春新書)など. 高野光平(こうの こうへい) 1972年生.茨城大学人文社会科学部教授.メディア史,文化資源学.『発掘! 歴史に埋もれたテレビCM──見たことのない昭和30年代』(光文社新書),『昭和ノスタルジー解体──「懐かしさ」はどう作られたのか』(晶文社)など. 牧野智和(まきの ともかず) 1980年生.大妻女子大学人間関係学部教授.自己の社会学,文化社会学.『自己啓発の時代──「自己」の文化社会学的探究』(勁草書房),『創造性をデザインする──建築空間の社会学』(勁草書房)など. 今田絵里香(いまだ えりか) 1975年生.成蹊大学文学部教授.メディア史,教育社会学.『「少年」「少女」の誕生』(ミネルヴァ書房),『「少女」の社会史 新装版』(勁草書房)など. 辻 大介(つじ だいすけ) 1965年生.大阪大学大学院人間科学研究科教授.コミュニケーション論,メディア研究.『ネット社会と民主主義──「分断」問題を調査データから検証する』(編著,有斐閣),『コミュニケーション論をつかむ』(共著,有斐閣)など. 松田美佐(まつだ みさ) 1968年生.中央大学文学部教授.コミュニケーション論,メディア論.『うわさとは何か──ネットで変容する「最も古いメディア」』(中公新書),『ケータイの2000年代──成熟するモバイル社会』(共編著,東京大学出版会)など. 村田麻里子(むらた まりこ) 1974年生.関西大学社会学部教授.メディア論,ミュージアム・スタディーズ.『思想としてのミュージアム──ものと空間のメディア論』(人文書院),『ポピュラー文化ミュージアム──文化の収集・共有・消費』(共編著,ミネルヴァ書房)など.

目次

  1. 刊行にあたって Ⅰ 文化─社会の場 趣味とファンの文化社会学……………辻 泉 美容の文化社会学──整形を中心に……………谷本奈穂 デザイン批評と日本の社会学──柏木博を中心に……………加島 卓 音楽社会学の弾きかた──その方法と展開……………南田勝也 Ⅱ 歴史としての文化 戦時動員と雑誌広告のメディア論──婦人雑誌と戦争協力……………石田あゆう テレビアーカイブと二一世紀の映像文化……………高野光平 二〇一〇年代自己啓発書ベストセラーにみる「心の習慣」……………牧野智和 Ⅲ 社会の媒体 少女雑誌における親密な関係の変容 ──『ひまわり』『ジュニアそれいゆ』の比較……………今田絵里香 ネット社会における世論形成デバイド ──二つの「分断」可能性を検証する……………辻 大介 モバイルメディアとうわさ──浮遊する情報空間の現在……………松田美佐 メディアとしてのミュージアム……………村田麻里子 OVERVIEW 文化社会学の存在理由──歴史・媒体・場……………北田暁大/東 園子

本文紹介

さまざまな文化の形成・伝達に関わり、変容してきたメディアとコミュニケーションの様相をとらえる。

抜粋:さまざまな文化の形成・伝達に関わり、変容してきたメディアとコミュニケーションの様相をとらえる論考のほか、「歴史」としての文化や、文化が実践される「場」という問題機制にも気を配り、文化社会学の最前線を示す。