書籍詳細

書籍のレビュー・概要

一九七二年、茨城県東海村から忽然と消えた男。捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った。男は日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後、突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る。謎に包まれた失踪の経緯、不可解な捜査過程、核科学者はどこに消えたのか?

消えた核科学者

Takumi ブックス

消えた核科学者

北朝鮮の核開発と拉致

著者・関係者
渡辺 周 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2023/11/29
体裁
四六・並製 ・228頁
ISBN
9784000616188
在庫状況
在庫あり

価格:2,200 円

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著者略歴

  • 渡辺 周(ワタナベ マコト) Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長.1974年生.早稲田大学政治経済学部卒業,日本テレビを経て2000年に朝日新聞社入社.高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態をスクープした他,長期連載「プロメテウスの罠」取材班.2017年2月にワセダクロニクル(現Tansa)を編集長として創刊し,電通と共同通信によるステルスマーケティングを暴いた「買われた記事」で,日本外国特派員協会の「報道の自由推進賞」を受賞.

目次

  1. はじめに――北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのか 第1章 「北に持っていかれたな」――「アトム会」からの依頼 第2章 誰も竹村を「知らない」 第3章 東海村の「プルトニウム四天王」 第4章 動燃の闇――監視、隠蔽、怪死 第5章 岸から安倍へ受け継がれた核オプション 第6章 朝鮮戦争――金日成が恐れた原爆 第7章 知られざる核技術者たちの失踪 第8章 「そんな人物はおりません」――「転職」の行方 おわりに――封印された拉致疑惑

本文紹介

一九七二年、茨城県東海村から突如消えた動燃のプルトニウム製造係長。失踪の謎、不可解な捜査過程、核科学者はどこに消えた?

抜粋:一九七二年、茨城県東海村から忽然と消えた男。捜査に訪れた刑事は「北に持っていかれたな」と言った。男は日本の原子力開発の拠点、動燃のプルトニウム製造係長だった。四〇年後、突如警察の北朝鮮拉致関係リストにその名が載る。謎に包まれた失踪の経緯、不可解な捜査過程、核科学者はどこに消えたのか?