書籍のレビュー・概要
三十代の著者が二つの長篇『万延元年のフットボール』『洪水はわが魂に及び』執筆時に、作家という仕事について認識論・方法論的に分析した創作術。なぜ文学を選ぶのか、文体や視点、表現とは何か、書くことは現実に対していかに有効か。小説のkhaosにたちむかう作家の意識=肉体を、若い書き手にむけて臨床的に書き記す。 〈推薦〉長嶋有・町田康 「と書く、と書く……」という鼓動までたどり着くころには必ず励まされもするはずだ。 ── 長嶋 有 プロアマ問わずこれを読め。俺はムチャクチャ反省して半泣き。 ── 町田 康