書籍のレビュー・概要
【特集1:私たちの日韓関係】 枕詞はたくさんあった。「史上最悪の」「新時代の」「未来志向の」「呪われた」……。しかし、そんな言葉が発せられるたび、どこか違和感を覚えてこなかっただろうか。 「反」「嫌」という視点から対話の困難さを強調する見方も、現政権の外交的「親密さ」を強調する見方も、相互に深く絡み合いながら変化し続けてきた関係が、目の前にあることを見落としている。 韓国文学やK-POPの流行も、歴史認識をめぐる連帯も、人と人との新たな繋がりをいまも生み続けている。文化はその繋がりへと続く扉だ。私たちはこの繋がりを生きている。そんな私たちの日韓関係のいまを捉える。