書籍のレビュー・概要
スマホのGPS機能や遺伝子検査など、科学の華々しい成果は私たちの日常のありかたを更新し続けている。現在も科学は社会の巨大なエンジンとして社会を動かすが、そもそも科学的知識の正しさはどこに由来するのか。前線から一歩身をひき哲学的な眼で眺め、科学とは何かを問い直す。第二版をもとに新訳した科学哲学入門。 ■訳者からのメッセージ とにかく説明が明解で分かりやすい本です。今年の夏はとくに地球温暖化を意識させられる年でしたが、これがどのようにして科学的事実であると結論され、その説明にはどの程度の信頼性があり、また地球温暖化はひとつの科学的モデル以上のものなのかどうかなど気になることだらけです。科学とは何か、科学的知識とは何かについて、科学哲学という視点から考えてみるのも面白いだろうと思います。