書籍詳細

書籍のレビュー・概要

二十八歳の著者の「個人的な体験」は、広島の経験により人間全体へとひらかれる。被爆者たちの悲惨と威厳に満ちた姿、医師たちの屈服を知らない献身──真に広島的なる人々の生き方を記録し、核時代を生き延びうる希望の微光を示す。被爆者援護法の請願運動の報告、七〇年の訪問記、原民喜論など『ヒロシマ・ノート』のその後も収載。 〈推薦〉 梯久美子・野崎歓 生まれてくる子供たちを絶望から引きはがすために何ができるか ── 梯 久美子 大江文学は揺るぎなく現実を踏みしめ、鋭敏に倫理性を発揮する。 ── 野崎 歓

ヒロシマの光

Takumi ブックス

ヒロシマの光

著者・関係者
大江 健三郎 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2023/08/25
体裁
四六・上製 ・カバー ・300頁
ISBN
9784000288224
在庫状況
在庫あり

価格:2,530 円

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著者略歴

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目次

  1. Ⅰ ヒロシマ・ノート プロローグ 広島へ…… 広島への最初の旅 広島再訪 モラリストの広島 人間の威厳について 屈伏しない人々 ひとりの正統的な人間 広島へのさまざまな旅 エピローグ 広島から…… Ⅱ 被爆者の自己救済行動 原民喜を記念する(講演) 原民喜と若い人々との橋のために 『原爆体験記』を読む なにを記憶し、記憶しつづけるべきか? 原爆後の日本人の自己確認 Ⅲ 核基地に生きる日本人――沖縄の核基地と被爆者たち あらためて、それが人間であることと…… 一九四五年夏に「明日」を見る 敗戦経験と状況七一 Ⅳ 核時代の『三酔人経綸問答』 核時代のエラスムス 未来へ向けて回想する――自己解釈(二)

本文紹介

著者の「個人的な体験」は、広島との出会いにより人間へと開かれる。核時代を生き延びうる希望の微光。

抜粋:二十八歳の著者の「個人的な体験」は、広島の経験により人間全体へとひらかれる。被爆者たちの悲惨と威厳に満ちた姿、医師たちの屈服を知らない献身──真に広島的なる人々の生き方を記録し、核時代を生き延びうる希望の微光を示す。被爆者援護法の請願運動の報告、七〇年の訪問記、原民喜論など『ヒロシマ・ノート』のその後も収載。 〈推薦〉 梯久美子・野崎歓 生まれてくる子供たちを絶望から引きはがすために何ができるか ── 梯 久美子 大江文学は揺るぎなく現…