書籍詳細

書籍のレビュー・概要

舞台はアメリカ南部の小さな町。教会の信徒席で眠る「わたし」を町の住人はピュウ(信徒席)と名づけた。外見からは人種も性別もわからず、自らも語ろうとしないピュウの存在に人々は戸惑う。だが次第に町の隠れた側面が明らかになり……。気鋭の作家、キャサリン・レイシーが人種や性の枠組みを揺さぶる、挑発的な意欲作。

ピュウ

Takumi ブックス

ピュウ

著者・関係者
キャサリン・レイシー 著・井上 里 訳
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2023/08/30
体裁
四六・上製 ・254頁
ISBN
9784000245531
在庫状況
在庫あり

価格:3,080 円

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著者略歴

  • キャサリン・レイシー(Catherine Lacey) 小説家.1985年生まれ,アメリカ,ミシシッピ州出身.コロンビア大学で学び,ノンフィクションの分野でMFA(芸術修士)を取得.2014年のデビュー作 Nobody Is Ever Missing で,『ニューヨーカー』が選ぶ 2014年のベストブックに選出.2016年,アメリカの前途有望な新人に贈られるホワイティング賞を受賞.2017年には文芸雑誌『グランタ』が10年に1度選ぶ Best of Young American Novelists の一人に選出された.本作『ピュウ』は3作目にあたる. 井上 里(イノウエ サト) 翻訳家.最近の訳書にエルナン・ディアズ『トラスト――絆/わが人生/追憶の記/未来』,ジュリア・フィリップス『消失の惑星』(以上,早川書房),ナオミ・ノヴィク『闇の魔法学校』(静山社),ジョーン・リンジー『ピクニック・アット・ハンギングロック』(創元推理文庫)など.

目次

  1. 睡 眠 日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 訳者あとがき

本文紹介

人種も性別も名前もわからない存在が、アメリカ南部の町に静かな動揺を巻き起こす。新鋭作家の意欲作。

抜粋:舞台はアメリカ南部の小さな町。教会の信徒席で眠る「わたし」を町の住人はピュウ(信徒席)と名づけた。外見からは人種も性別もわからず、自らも語ろうとしないピュウの存在に人々は戸惑う。だが次第に町の隠れた側面が明らかになり……。気鋭の作家、キャサリン・レイシーが人種や性の枠組みを揺さぶる、挑発的な意欲作。