書籍詳細

書籍のレビュー・概要

世界有数の森林国,日本.その豊かな森は,かつて人の営みとともにありましたが、次第に放置され、今では厄災につながるケースも増えています.そんな現状を改善し、豊かな森を取り戻そうとする取組が,いま各地で行われ始めています.歴史をふまえ、環境問題の視点も取り込み,森と人とのよりよい未来をどう作るかを論じます.

木が泣いている

Takumi ブックス

木が泣いている

日本の森でおこっていること

著者・関係者
長濱 和代 著
カテゴリ
ジュニアスタートブックス
刊行日
2023/06/09
体裁
B6・並製 ・126頁
ISBN
9784000272513
在庫状況
在庫あり

価格:1,595 円

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著者略歴

  • 長濱和代(ナガハマ カズヨ) 博士(農学).前・日本経済大学教授. 現・林業経済研究所研究員. 名古屋市出身.愛知教育大学教育学部卒業.千葉県松戸市在住.東京都で小学校教員を経て,筑波大学大学院で修士(環境科学)取得.東京大学大学院新領域創成科学研究科で単位取得退学.地球環境の問題を,世界の森林減少と保全から解きたいと考え,インドのヒマラヤ山麓でフィールドワークによりデータを蓄積する.地域では,林業女子会@東京,森林ボランティアグループ「樹人の会」(松戸市)に参加するなど,森林資源の循環を模索中. 長濱研究室:https://nagahamakaz.net/

目次

  1. この本の内容 プロローグ 森へ行こう! みんなが思い浮かべる森って? 日本ではスギの木が最も多く植えられてきた スギの木が泣いている原因は何だろう? 木製品の利用が減少している コラム① 木は五年で一つ年をとる ――人間よりも長寿の木はどこに? 1 豊かに利用されてきた日本の森 日本は世界有数の森林国 日本の森はどのように利用されてきたの? 縄文時代・弥生時代 飛鳥時代から戦国時代まで 江戸時代 明治時代 戦争の時代 全国で植林が始まった 造林と国土の保全 安価な木材の輸入が始まった 平成・令和の時代 森とのかかわりは時代とともに変化 コラム② 森林からの恵み――林産物と特用林産物 2 森と人の暮らしのかかわり 森が持つ多面的機能 水をためる力・はぐくむ力 風を防ぐ力 災害を防ぐ力も持っている森 温暖化を抑止する力がSDGsを実現 大きな役割・小さな役割 森の整備、そして保全 森を守る人「フォレスター」の存在 緑を守る「緑の雇用」作戦 林業女子・林業男子 必要なのは有効活用 国産木材の利用量を増やすアイディアを出してみよう! 利用量を増やすアイディアは他にも! コラム③ 木と暮らす 3 これからの森の使い道 国産木材の使い道 よみがえらせよう! 森利用のサイクル 利用するサイクルを創出 コラム④ ソフトウッドとハードウッド エピローグ 森とともに生きよう! 森へ出かけよう 森と過ごそう 次の一歩をふみだす地図 出典一覧

本文紹介

豊かな森を取り戻すにはどうしたらいい?多角的な視点から森と人とのよりよい未来を提言する.

抜粋:世界有数の森林国,日本.その豊かな森は,かつて人の営みとともにありましたが、次第に放置され、今では厄災につながるケースも増えています.そんな現状を改善し、豊かな森を取り戻そうとする取組が,いま各地で行われ始めています.歴史をふまえ、環境問題の視点も取り込み,森と人とのよりよい未来をどう作るかを論じます.