書籍詳細

書籍のレビュー・概要

染織家・随筆家として知られる志村ふくみ。まもなく白寿を迎える著者がこれまで綴ってきた数多くの随筆の中から特に大切にしているものを厳選、「私」「仕事」「思想」の三本柱で構成し、この稀有な作家の遥かな歩みを一望する決定版随筆集。著者の滾る情熱と、思索の到達点がここに。(解説 志村昌司、写真 上杉遥) » 志村ふくみ『特装版 自選随筆集 野の果て』刊行のお知らせ

自選随筆集 野の果て

Takumi ブックス

自選随筆集 野の果て

著者・関係者
志村 ふくみ 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2023/05/30
体裁
A5・上製 ・カバー ・342頁
ISBN
9784000018272
在庫状況
在庫あり

価格:3,300 円

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著者略歴

  • 志村ふくみ(しむら ふくみ) 1924年,近江八幡生まれ.文化学院卒業.1956年頃から染織を始める.90年,紬織で重要無形文化財保持者に認定される.93年,文化功労者.2014年,京都賞受賞,15年,文化勲章受章.著書に『一色一生』(求龍堂,大佛次郎賞受賞),『ちよう,はたり』(筑摩書房)など多数.

目次

  1. Ⅰ 私 母との出会い・織機との出会い 兄のこと ――その日記より はじめての着物 銀襴手の大壺 ――富本憲吉先生からいただいたことば 白磁の大壺 ――富本憲吉夫人一枝さんのこと 清水坂の家 ――黒田辰秋先生のこと 幻想の女性に着せる ――型絵染稲垣稔次郎先生のこと 苗木を植える ――今泉篤男先生のこと 第五の季節 一条の煙 縁にしたがう 未知への旅 花は若者である 雪の湖 Ⅱ 仕 事 ちよう、はたり 色と糸と織と 糸の音色を求めて アルカイックな織物 色に目覚める 日本の色 ――万葉の色 日本の色 ――古今・新古今・源氏物語の色 つなぎ糸 一色一生 かめのぞき 魔性の赤 天青の実 ――くさぎ 緑という色 紫のひともと故に…… 伝えるということ 織、旅、読むこと 手の花 身の花 平織 織色 機のはなし 媒染のはなし 手は考える Ⅲ 思 想 求美則不得美 草木の生命 色をいただく 「運・根・鈍」 物を創るとは汚すことだ 魔法のようにやさしい手 第一作がいちばんいい 時代の菩薩たち 不知火 色への遺言 七条刺納袈裟のこと 身近きものの気配 自然という書物 Anthroposophie Letter 色彩という通路をとおって 仕事が仕事する 母衣への回帰 解説 導きの色 (志村昌司) 志村ふくみ略年譜 出典一覧

本文紹介

数多い随筆の中から特に重要なものを自選。志村ふくみの遥かな歩みを一望する決定版随筆集。

抜粋:染織家・随筆家として知られる志村ふくみ。まもなく白寿を迎える著者がこれまで綴ってきた数多くの随筆の中から特に大切にしているものを厳選、「私」「仕事」「思想」の三本柱で構成し、この稀有な作家の遥かな歩みを一望する決定版随筆集。著者の滾る情熱と、思索の到達点がここに。(解説 志村昌司、写真 上杉遥) » 志村ふくみ『特装版 自選随筆集 野の果て』刊行のお知らせ