書籍詳細

書籍のレビュー・概要

多様な形態をとって現前化する貧困問題の一つ一つを、これまで用いられてこなかった歴史的資料を掘り起こして体系的にデータ分析することで精緻に描き出し、それぞれの問題が生じるメカニズムに新しい光を当てる。近代化や民主化の過程における貧困の諸相を明らかにして新規の知見をもたらす、斬新かつ包括的な実証研究。

貧困の計量政治経済史

Takumi ブックス

貧困の計量政治経済史

著者・関係者
安中 進 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2023/02/09
体裁
A5・上製 ・182頁
ISBN
9784000245494
在庫状況
在庫あり

価格:5,280 円

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著者略歴

  • 安中 進(アンナカ ススム) 2020年,早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了. 博士(政治学).早稲田大学高等研究所講師を経て,現在,弘前大学人文社会科学部助教.

目次

  1. 序章 近代化・民主化と多様な貧困 第1章 税不納 第1節 税不納という問題 第2節 破産・税の不納に関する先行研究 第3節 近代的税制度の歴史的背景と松方財政の過程 第4節 身代限と税不納の推移 第5節 仮説:米価と階層 第6節 TSCS分析 第7節 小括 第2章 自殺 第1節 自殺という問題 第2節 自殺に関する先行研究 第3節 現代と戦前期の自殺の変遷 第4節 松方財政期における自殺 第5節 仮説:土地関連税不納 第6節 TSCS分析 第7節 小括 第3章 娘の身売り 第1節 娘の身売りという問題 第2節 娘の身売りに関する先行研究 第3節 娘の身売りが生じる背景としての近代化 第4節 断片的なエピソードとデータ 第5節 娘の身売りのデータと定義 第6節 娘の身売りの変遷 第7節 仮説:繭生産と鉄道敷設 第8節 TSCS分析 第9節 県別分析 第10節 小括 第4章 乳児死亡 第1節 乳児死亡という問題 第2節 乳児死亡に関する先行研究 第3節 仮説:民主化 第4節 TSCS分析 第5節 ロバストネスチェック 第6節 小括 終章 結論 参考文献 初出 あとがき 謝辞

本文紹介

近代化や民主化の過程において多様な形態をとって現れる貧困の諸相を明らかにし、新たな知見をもたらす。

抜粋:多様な形態をとって現前化する貧困問題の一つ一つを、これまで用いられてこなかった歴史的資料を掘り起こして体系的にデータ分析することで精緻に描き出し、それぞれの問題が生じるメカニズムに新しい光を当てる。近代化や民主化の過程における貧困の諸相を明らかにして新規の知見をもたらす、斬新かつ包括的な実証研究。