書籍詳細

書籍のレビュー・概要

富士山はいつ噴火しても不思議ではない。プレートが重なりあう特殊な富士山の地下構造は、どこまでわかっているのか。日本列島ではどんな大噴火がこれまでにおこり、大地を形成してきたのか。過去の噴火を知り、将来の噴火をどのように想定し、備えていくのか、噴火の科学と防災の最前線に迫る雑誌『科学』掲載論文選。

富士山噴火に備える

Takumi ブックス

富士山噴火に備える

著者・関係者
『科学』編集部 編
カテゴリ
自然科学書
刊行日
2023/02/21
体裁
B5・並製 ・カバー ・160頁
ISBN
9784000063425
在庫状況
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著者略歴

  • 藤井敏嗣(山梨県富士山科学研究所,東京大学名誉教授) 山元孝広(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 藤田英輔(防災科学技術研究所) 相澤広記(九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター) 中道治久(京都大学防災研究所附属火山活動研究センター) 馬場 章(昭和大学富士山麓自然・生物研究所) 安田 敦(東京大学地震研究所) 小山真人(静岡大学防災総合センター) 田中宏幸(東京大学地震研究所附属高エネルギー素粒子地球物理学研究センター) 宮本成悟(東京大学地震研究所) 長原翔伍(神戸大学大学院人間発達環境学研究科) 鈴木雄介(株式会社STORY) 吉本充宏(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター) 萬年一剛(神奈川県温泉地学研究所) 久保智弘(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター) 石峯康浩(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター) 西澤達治(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター) 伊藤哲朗(東京大学生産技術研究所) 地引泰人(東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター,東北大学災害科学国際研究所) 井村隆介(鹿児島大学共通教育センター) 中田節也(防災科学技術研究所,東京大学名誉教授) 前野 深(東京大学地震研究所附属火山噴火予知研究センター) 金子克哉(神戸大学大学院理学研究科) 高橋正樹(日本大学文理学部自然科学研究所) 巽 好幸(神戸大学海洋底探査センター) 鈴木桂子(神戸大学海洋底探査センター) 小林哲夫(鹿児島大学名誉教授) 原山 智(信州大学先鋭領域融合研究群 山岳科学研究拠点,信州大学名誉教授) 中川光弘(北海道大学大学院理学研究院) 長谷川健(茨城大学大学院理工学研究科) 松本亜希子(北海道大学大学院理学研究院) 宝田晋治(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 池上郁彦(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 金田泰明(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 下司信夫(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 石塚吉浩(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 中野 俊(産業技術総合研究所 地質調査総合センター) 守屋以智雄(金沢大学名誉教授)

目次

  1. はじめに 火山専門家の育成・確保が急務〔2022年7月〕………藤井敏嗣 Ⅰ 富士山噴火に備える [概論] 富士山噴火に備える〔2022年7月〕………藤井敏嗣 富士火山の噴火史〔2022年7月〕………山元孝広 [地下構造] 富士山のモニタリング――地下では何が起こっているか?〔2022年7月〕………藤田英輔 電磁気的観測で地下構造を探る――マグマ性ガスの上昇と電気比抵抗構造〔2022年7月〕………相澤広記 富士山の地下構造を地震波から探る〔2022年7月〕………中道治久 [噴火史] 宝永山は降り積もってできた火砕丘である〔2022年7月〕………馬場 章 噴出物から読み解く富士山のマグマ供給系〔2022年7月〕………安田 敦 富士山の景観〔2014年1月〕 ………小山真人 [地下構造を探る新手法] 桜島のリアルタイム透視〔2022年7月〕………田中宏幸 世界初の多方向3次元透視が明らかにした大室山の内部構造〔2022年7月〕………小山真人・宮本成悟・長原翔伍・鈴木雄介 [防災] 富士山ハザードマップの改定〔2022年7月〕………吉本充宏 宝永噴火の降灰シミュレーション〔2022年7月〕………萬年一剛 都市が火山灰で覆われたらどうなるか〔2022年7月〕………久保智弘・石峯康浩 火山灰で覆われた道路を車両は走れるのか〔2022年7月〕………西澤達治 富士山噴火の降灰が首都圏のインフラに及ぼす影響〔2022年7月〕………伊藤哲朗 富士山噴火と防災情報〔2022年7月〕………地引泰人 富士山での突発的噴火の可能性と登山者対策――地域の火山防災力をいかに高めるか〔2014年12月〕………小山真人 桜島2022年7月噴火と火山防災の課題〔2022年10月〕………井村隆介 Ⅱ 大噴火・巨大噴火を知る――巨大噴火がつくりだした日本列島 大噴火の溶岩流・火砕流はどれほど広がるか〔2014年1月〕………中田節也 私たちは本当の巨大噴火を経験していない――噴火予知の現状と課題〔2014年1月〕………藤井敏嗣 カルデラとは何か:鬼界大噴火を例に〔2014年1月〕………前野 深 阿蘇4巨大噴火のマグマ発生と噴火推移〔2014年1月〕………金子克哉 超巨大噴火は予知できるか〔2014年9月〕………高橋正樹 焦眉の急,巨大カルデラ噴火――そのメカニズムとリスク〔2014年12月〕………巽 好幸・鈴木桂子 7300年前に破局噴火を起こした鬼界カルデラに巨大溶岩ドームが成長〔2018年5月〕………巽 好幸 九州を南北につらなるカルデラたち〔2014年1月〕………小林哲夫 北アルプスをつくった大噴火――槍穂高カルデラとは〔2014年1月〕………原山 智 北海道東部,阿寒~屈斜路火山群の成り立ち――小型カルデラが複合した大型カルデラの形成〔2014年1月〕………中川光弘・長谷川健・松本亜希子 謎の箱根カルデラと過去に秘められた巨大噴火――列島中央の特異なテクトニクス場におけるカルデラの形成〔2014年1月〕………高橋正樹 大規模噴火データベースと噴火推移データベースで噴火の詳細情報を明らかに〔2022年11月〕………宝田晋治・池上郁彦・金田泰明・下司信夫 日本の火山データベース――火山の活動史を一覧〔2014年1月〕………石塚吉浩・中野 俊 噴火と原発〔2014年1月〕………守屋以智雄

本文紹介

いつ噴火しても不思議ではない富士山、日本列島を形作った大噴火。雑誌『科学』掲載論文が示す最前線。

抜粋:富士山はいつ噴火しても不思議ではない。プレートが重なりあう特殊な富士山の地下構造は、どこまでわかっているのか。日本列島ではどんな大噴火がこれまでにおこり、大地を形成してきたのか。過去の噴火を知り、将来の噴火をどのように想定し、備えていくのか、噴火の科学と防災の最前線に迫る雑誌『科学』掲載論文選。