書籍詳細

書籍のレビュー・概要

解析的整数論の大家ジーゲルが、1959-60年の冬学期にタタ基礎研究所でおこなった講義録。クロネッカーとヘッケが発展させた美しいアイデアを明快に紹介する。2次形式のゼータ関数に関するクロネッカーの極限公式、その代数的整数論への応用、ヒルベルト・モジュラー関数の理論を解説した貴重な古典の邦訳。

解析的整数論 Ⅲ

Takumi ブックス

解析的整数論 Ⅲ

著者・関係者
カール・ジーゲル 著・片山 孝次 訳
カテゴリ
自然科学書
刊行日
2023/02/09
体裁
A5・上製 ・カバー ・256頁
ISBN
9784000063418
在庫状況
在庫あり

価格:6,820 円

カートを見る

著者略歴

  • カール・ジーゲル(Carl Ludwig Siegel) 1896年生まれ.フランクフルト大学,ゲッティンゲン大学教授.プリンストン高等研究所教授.1978年ウルフ賞数学部門受賞.1981年没. 片山孝次(カタヤマ コウジ) 1932年生まれ.1961年東京大学数物系大学院課程修了.理学博士.津田塾大学名誉教授.専攻:整数論. 主著訳書:『複素数の幾何学』(岩波書店) 『数学がおもしろくなる12 話』(岩波ジュニア新書) 『解析入門』『続解析入門』(ラング著,共訳,岩波書店)

目次

  1. Ⅰ クロネッカーの極限公式 §1 第一極限公式 §2 デデキントのη-関数 §3 クロネッカーの第二極限公式 §4 楕円テータ関数θ₁(w, z) §5 エプシュタインのゼータ関数 文 献 Ⅱ クロネッカーの極限公式の代数的整数論への応用 §1 ペル方程式のクロネッカーによる解 §2 P(√d)(d<0)の絶対類体の類数 §3 実2次体に対するクロネッカーの極限公式とその応用 §4 P(√d)(d<0)上の放射類体 §5 P(√D)(D>0)上の放射類体 §6 いくつかの例 文 献 Ⅲ モジュラー関数と代数的整数論 §1 アーベル関数と虚数乗法 §2 ヒルベルト・モジュラー群に対する基本領域 §3 ヒルベルト・モジュラー関数 文 献 索 引

本文紹介

クロネッカーの極限公式、代数的整数論への応用、ヒルベルト・モジュラー関数の理論を解説した古典。

抜粋:解析的整数論の大家ジーゲルが、1959-60年の冬学期にタタ基礎研究所でおこなった講義録。クロネッカーとヘッケが発展させた美しいアイデアを明快に紹介する。2次形式のゼータ関数に関するクロネッカーの極限公式、その代数的整数論への応用、ヒルベルト・モジュラー関数の理論を解説した貴重な古典の邦訳。