書籍詳細

書籍のレビュー・概要

元首相銃殺事件と「国葬」が呼び起こした「政治と宗教」の問題をめぐっての緊急出版。統一教会と政治家の協力関係の歴史、右派的主張をもつ宗教勢力の影響力増大、創価学会の変遷と自公連立政権の誕生、フランスのライシテとカルト規制、アメリカの政治と宗教右派など、公共空間が直面している現在の危機を多角的に考察する。

政治と宗教

Takumi ブックス

政治と宗教

統一教会問題と危機に直面する公共空間

著者・関係者
島薗 進 編
カテゴリ
文庫
刊行日
2023/01/20
体裁
新書・242頁
ISBN
9784004319573
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著者略歴

  • 中野昌宏(なかのまさひろ) 1968年生.青山学院大学教授.社会思想史専攻.著書に『貨幣と精神――生成する構造の謎』(ナカニシヤ出版,2006年)『グローバル化と日本の経済・社会』(共著,ミネルヴァ書房,2003年)ほか. 中野 毅(なかのつよし) 1947年生.創価大学名誉教授.宗教社会学・比較文化論専攻.著書に『宗教の復権――グローバリゼーション・カルト論争・ナショナリズム』(東京堂出版,2002年)『戦後日本の宗教と政治』(大明堂,2003年.原書房から再版,2004年)『占領改革と宗教』(共編著,専修大学出版局,2022年)ほか. 伊達聖伸(だてきよのぶ) 1975年生.東京大学教授.フランス文化・宗教学専攻.著書に『ライシテ,道徳,宗教学――もうひとつの19 世紀フランス宗教史』(勁草書房,2010年)『ライシテから読む現代フランス――政治と宗教のいま』(岩波新書,2018年)ほか. 佐藤清子(さとうせいこ) 東京大学大学院人文社会系研究科助教.宗教学・アメリカ宗教史専攻.著書に『「いま」を考えるアメリカ史』(共著,ミネルヴァ書房,2022年)ほか. 島薗 進(しまぞのすすむ) 1948年生まれ. 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学. 専攻― 宗教学,近代日本宗教史,死生学. 現在― 東京大学名誉教授,大正大学客員教授. 著書―『国家神道と日本人』(岩波新書,2010年)『新宗教を問う――近代日本人と救いの信仰』(ちくま新書,2020年)『戦後日本と国家神道――天皇崇敬をめぐる宗教と政治』(岩波書店,2021年)『いまを生きるための宗教学』(共編著,丸善出版,2022年)『日本仏教の社会倫理――正法を生きる』(岩波現代文庫,2022年)ほか

目次

  1. 序章 公共空間における宗教の位置………島薗 進 第1章 統一教会による被害とそれを産んだ要因………島薗 進 第2章 統一教会と政府・自民党の癒着………中野昌宏 第3章 自公連立政権と創価学会………中野 毅 第4章 フランスのライシテとセクト規制………伊達聖伸 第5章 アメリカ――政教分離国家と宗教的市民………佐藤清子 終章 統一教会問題と公共空間の危機………島薗 進 あとがき

本文紹介

「政治と宗教」の問題をめぐる緊急出版。国際的視野からの比較も含めて、公共空間の危機を捉え直す。

抜粋:元首相銃殺事件と「国葬」が呼び起こした「政治と宗教」の問題をめぐっての緊急出版。統一教会と政治家の協力関係の歴史、右派的主張をもつ宗教勢力の影響力増大、創価学会の変遷と自公連立政権の誕生、フランスのライシテとカルト規制、アメリカの政治と宗教右派など、公共空間が直面している現在の危機を多角的に考察する。