書籍詳細

書籍のレビュー・概要

好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! マレーシアでは旅することを風を食べると言い、フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に。エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル。発想にびっくり、教訓に納得。36言語の心が喜ぶことわざ、ステキな文字を、イラストとエッセイで紹介。 ■36言語の“心が喜ぶ”ことわざを紹介! 好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! 36言語の心が喜ぶことわざとステキな文字を、イラストとエッセイで紹介する、ほかにはない「ことわざ紀行」本です。 ■発想にびっくり、教訓に納得 マレーシアでは旅することを風を食べると言う? フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に? エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル? 世界の多様性・文化・風俗を楽しく知ることができます。 ■著者あとがきより(抜粋) 本書のもとになったのは、月刊誌『世界』のグラビアで3年間連載した「ことわざの惑星」です。雑誌連載中は毎月、外国語のことわざを探しまくっていました。海外に出かける用事があれば、必ずことわざも探します。友人が海外に行くときは「おみやげはいらないから、おもしろいことわざを見つけてきて」と無茶ぶり。海外ルーツの人、翻訳家、人類学者、言語学者などに会うたびに、にじり寄って耳元で「なんかいいことわざ、ある?」とささやく。そんな「闇ことわざ商」のように怪しく暗躍するわたしに、すてきなことわざ、その読み方と書き方、さらに文化的背景を教えてくださった多くのみなさんのおかげで本ができました。(中略) 語学力ゼロ、ことわざの専門知識はない、ただし聞きかじりと受け売りは大得意。そんなわたしがつくったのんきで幸せな本にお付き合いくださってありがとうございました。長い年月を生き延びた言語が、いま地球上に7000以上もあることを心から祝福します。この星がいつまでもカラーフルでありますように。 2022年 熊、穴に入るころ 金井真紀 ■編集部より 月刊誌『世界』の表紙をめくれば、巻頭カラーページに金井真紀さんのすてきな絵と文。2019年からの3年間、世界各地のいろいろな言語のことわざを集めた連載は、まさに「世界への扉」でした。 それにしても、ことわざのユニークなこと! そして不可思議な文字! よく見つけたものだと毎回感心していました。人が大好きな金井さんは、公園でもパブでも出会いのたびにおススメのことわざを聞きまくり、コロナ後はその国の観光局にも果敢に尋ねていましたっけ。あと『世界ことわざ比較辞典』(岩波書店)も大いに参考にされていました(ここは宣伝)。 単行本化にあたっては、金井さんの体験談や歴史や文化にまつわるエピソードも加わり、魅力がさらにアップ。ブックデザインは鈴木千佳子さんで、自分で持っていたい、人にもプレゼントしたい、そんなモノとしての魅力までアップしました。 大人も子どもも楽しめる一冊。心の扉全開に、多くの方に世界の風を感じていただけたらと思います。

おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った

Takumi ブックス

おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った

世界ことわざ紀行

著者・関係者
金井 真紀 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/12/13
体裁
A5変・上製 ・80頁
ISBN
9784000615730
在庫状況
在庫あり

価格:1,980 円

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著者略歴

  • 金井真紀(かない まき) 1974年,千葉県生まれ.テレビ番組の構成作家,酒場のママ見習いなどを経て,2015年より文筆家・イラストレーター.著書に『酒場學校の日々』皓星社),『はたらく動物と』(ころから),『パリのすてきなおじさん』(柏書房),『世界のおすもうさん』(和田靜香との共著,岩波書店),『戦争とバスタオル』(安田浩一との共著,亜紀書房),『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫),『聞き書き世界のサッカー民――スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』(カンゼン),『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)など.任務は「多様性をおもしろがること」.

目次

  1. 地図 表面に振リかけたパクチー(タイ語) ヒョウのしっぼをつかむな…(アムハラ語) 最高の料理人ても豆を焦がす(スペイン語) 「やリ方はいくらてもある」と…(フィンランド語) 月の明るいあいだに糸を紡げ(ビルマ語) あなたが風でも、必ず嵐に遭うだろう(アラビア語) 鼻が邪魔だと思う象はいない(ズールー語) きのこと名乗ったからには、籠に入れ(ロシア語) チャペラをかぶって、世界を歩こう(バスク語) 虎に翼(朝鮮語) 友のない人生は塩気のないピラフ(ウズベク語) タコのように死ぬな…(マオリ語) ヴィルコラのあとに飛ぶ(ノルウェー語) 胡椒の辛さは、噛み砕いてはじめて…(シンハラ語) ジャッカルがヒバリに歌を教える(グルジア語) 選べる者に苦しみあリ(ドイツ語) 風を食べる(マレー語) 聖ゲルトルーデの日に熊が…(エストニア語) 猫がヴァーラーナシーに行って…(ネパ―ル語) 貝が食べたい人は…(アイスランド語) 慶良間は見えるが、まつ毛は見えない(沖縄語) 蝉は螺が、蟻は蟻が愛おしい(古典ギリシア語) 知リ合いのある人は草原と同じ…(モンゴル語) 良いことをしたら水に流せ(アルメニア語) 水牛の前でビ―ンを奏でる(ウルドゥ―語) 卵は石とは相撲をとらない(ウォロフ語) 雌鴨、米びつに落下(台湾語) どの豚にも聖マルティヌスの日が…(ポルトガル語) 絨毯の寸法に合わせて足を伸ばせ(ペルシア語) 村の歌い手は評価が低い(ベルベル語) 面と向かって緑色のことを言う(ルーマニア語) 熊が逃げてから刀を出す(ゾンカ語) よく食べ、しっかリ 糞をすれば …(カタルーニャ語) 思い切って踊る、恥じらいは…(ハワイ語) あなたはあらゆる方法で食べ物を …(イヌクティトゥット語) コウモリの村へ行ったなら…(ダン語) あとがき

本文紹介

やり方はいろいろ――フィンランドでは猫を布巾に! 36の心が喜ぶことわざをイラスト入りで披露!

抜粋:好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! マレーシアでは旅することを風を食べると言い、フィンランドではやり方はいくらでもあると猫を布巾に。エチオピアではヒョウの尻尾をつかんでサバイバル。発想にびっくり、教訓に納得。36言語の心が喜ぶことわざ、ステキな文字を、イラストとエッセイで紹介。 ■36言語の“心が喜ぶ”ことわざを紹介! 好奇心とスケッチブックを手に、ことわざを集める旅に出発! 36言語の心が喜ぶことわざとステキな文…