書籍詳細

書籍のレビュー・概要

私たちの周りでは当たり前のように外国人たちが働き、暮らしている。もはや日本は世界的な「移民大国」となっている。しかし、その受け入れは決してフェアなものではなかった。雇用、家族形成、ことば、難民……彼ら彼女らが生きる複雑で多様な現実を描き、移民政策の全体像と日本社会の矛盾を浮き彫りにする。

「移民国家」としての日本

Takumi ブックス

「移民国家」としての日本

共生への展望

著者・関係者
宮島 喬 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2022/11/18
体裁
新書・206頁
ISBN
9784004319474
在庫状況
在庫あり

価格:990 円

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著者略歴

  • 宮島 喬(みやじま たかし) 1940年生まれ.お茶の水女子大学名誉教授.専門は国際社会学.東京大学大学院社会学研究科博士課程中退.お茶の水女子大学教授,立教大学教授,法政大学教授を歴任. 著書 ―『 ヨーロッパ市民の誕生――開かれたシティズンシップへ』(岩波新書,2004年),『多文化であることとは――新しい市民社会の条件』(岩波書店,2014年),『現代ヨーロッパと移民問題の原点』(明石書店,2016年),『新版外国人労働者受け入れを問う』(共著,岩波ブックレット,2019年),『多文化共生の社会への条件』(東京大学出版会,2021年)ほか.

目次

  1. はじめに 第1章 「移民国家」日本へ――なぜ、いかにして、を考える 1 「移民国」へ 2 グローバリゼーションと移民の時代 3 構造的ニーズと人の移動 4 「移民国」日本の前史をふまえる 第2章 外国人労働者の受け入れと日本 1 外国人労働者の受け入れへ 2 外国人労働者の増加の軌跡と背景 3 労働者送り出し国の事情 4 持続可能なイミグレーション政策だったか 第3章 外国人労働者の就労の現在 1 多様な存在 2 周縁の就労外国人 第4章 定住、外国人労働者から移民へ 1 出稼ぎ就労型の終焉 2 日本定住へ 3 家族と共に 4 労働者の人権としての「家族と共にあること」 5 移民化、移民人口を推定する 第5章 差別、反差別、移民支援 1 外国人差別の諸相、諸次元 2 共に生きるべき場と外国人/移民差別 3 差別とたたかう、そして外国人/移民支援へ 4 庇護移民に扉を開く――国際人権と日本 第6章 多文化共生の社会への条件 1 少子高齢化と移民の受け入れ 2 多文化共生の社会をめざす エピローグ 引用・参考文献

本文紹介

私たちの周りでは当たり前のように外国人が働き、暮らしている。もはや「移民大国」となった日本の現実。

抜粋:私たちの周りでは当たり前のように外国人たちが働き、暮らしている。もはや日本は世界的な「移民大国」となっている。しかし、その受け入れは決してフェアなものではなかった。雇用、家族形成、ことば、難民……彼ら彼女らが生きる複雑で多様な現実を描き、移民政策の全体像と日本社会の矛盾を浮き彫りにする。