書籍詳細

書籍のレビュー・概要

「自分の考えが絶対に正しい!」と他人に意見を押しつけSNSを炎上させる人。その一方で、たやすく人の意見に流されてしまう人々も…。不安と不信が蔓延する社会において、私達は何を拠り所にすればよいのでしょうか。自分を信じて自分らしく生きるためのヒントを人気作家・真山仁さんが語ります。特別書下ろし。

“正しい”を疑え!

Takumi ブックス

“正しい”を疑え!

著者・関係者
真山 仁 著
カテゴリ
ジュニア新書
刊行日
2022/09/21
体裁
新書・198頁
ISBN
9784005009572
在庫状況
在庫あり

価格:990 円

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著者略歴

  • 真山 仁 1962年大阪府生まれ.同志社大学法学部政治学科卒.新聞記者,フリーライターを経て,2004年,企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー.同シリーズはドラマ化,映画化され大反響を呼ぶ.主な小説作品に『売国』『オペレーションZ』『トリガー』『神域』『プリンス』『レインメーカー』『墜落』,21年には初の本格的ノンフィクション作品『ロッキード』を発表し大きな話題となる. 公式ホームページ https://mayamajin.jp/

目次

  1. はじめに 1 世の中は、“正しい”に満ちている 空気を読むのは、“正しい”ことか コロナ禍での自粛 自粛警察に見る“正しい”の面倒さ 日本人気質が根源に 不安定になってきた空気 1章のキーポイント 2 SNSに影響されすぎてない? SNSって、疲れない? SNSの関係は、何が前提か 本物の「親友」がいるか わたしは正しい、よね!? 同じ価値観とつながる 「許せない!」という感情 承認欲求なんて捨ててしまえ わかり合えないから語り合う 2章のキーポイント 3 不安は、“正しい”を求める 日本人は不安気質? 情報の氾濫が不安を深刻にする “正しい”を導いてくれる人を探す 会ったことがなくてもつながれる、は安心か 震災によって壊れた「神話」 「お上」にだまされた! 「お上」不信に拍車をかけたSNS 自分を信じて精一杯生きる 3章のキーポイント 4 “正しい”の正体を暴く 連綿と“正しい”を主張する歴史書 「新大陸」は、誰にとっての「発見」か 宗教対立での譲れない正当性 あなたの「コミュ障」は、本物? 何事も決めつけは危険 4章のキーポイント 5 コミュニケーション苦手解消法 「コミュ力」にまつわる誤解 相手が何を考えているのかを探る 相手の話を自分語に翻訳 相手を理解することは、同意ではない 「大筋合意」のワナ 価値観が違う相手は敵か 中国で感じたもどかしさ 価値観が違えば“正しい”も違う 誰かと比べる日本人の悪いクセ 「わかり合えない」とわかれば理解できる 「聞く」ことで、自分の考えも鮮明になる 5章のキーポイント 6 疑う力という武器を持て 疑うって、ひねくれていることなのか 情報入手には疑う力が必要 違和感とは、「ひっかかり」 「あれ?」と思う一瞬を大切に 平和のために、自衛隊は必要か 疑う力は、情報を否定する力ではない 納得する前に立ち止まって考える 6章のキーポイント 7 情報には意図がある 情報には発信者の期待がこもる 同じ情報に異なる意図 情報は巧みに発信される 情報には隠された事実がある SNSには根拠なき思い込みがある 時にウソが真実になる 7章のキーポイント 8 小説があなたを鍛える 小説を奨める四つの理由 小説は、想像力を豊かにする 想像力は人の数だけある 能動的な行動が本質を見抜く 感情移入して人生経験を積む 立ち止まって考える時間を与えてくれる 価値観の多様性を実感できる 複数の登場人物の内面を覗く 「視点登場人物」が多様性を導く 小説は「人間の真実」を描く 8章のキーポイント 9 なぜ、クリスティーなのか? ミステリで疑う力を養う 世界中のファンに愛される「ミステリの女王」 読みやすくて傑作ぞろい いい人も悪い人もウソをつく だまされたら、もう一度読め! だまされた箇所のチェックで鍛えられる 正解を求めるとつけ込まれやすい 9章のキーポイント 10 歪んだ“正しい”にすがるな “正しい”は不動ではない 多様性はモラルと社会性が前提 多様性とはたくさんの“正しい”があること 民主主義を守れ! の危うさ “正しい”を押しつけない民主主義のあり方 自分を信じる 10章のキーポイント おわりに

本文紹介

不安と不信が蔓延する社会において、自分らしく生きるためには何が必要か? 人気作家による特別書下ろし。

抜粋:「自分の考えが絶対に正しい!」と他人に意見を押しつけSNSを炎上させる人。その一方で、たやすく人の意見に流されてしまう人々も…。不安と不信が蔓延する社会において、私達は何を拠り所にすればよいのでしょうか。自分を信じて自分らしく生きるためのヒントを人気作家・真山仁さんが語ります。特別書下ろし。