書籍詳細

書籍のレビュー・概要

福島原発事故から一〇年余り、政府・東電は「四〇年廃炉」に向け着実に進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。スリーマイルやチェルノブイリの例も参照しながら論点を提示する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。

廃炉とは何か

Takumi ブックス

廃炉とは何か

もう一つの核廃絶に向けて

著者・関係者
尾松 亮 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2022/08/09
体裁
A5・並製 ・80頁
ISBN
9784002710662
在庫状況
在庫あり

価格:682 円

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著者略歴

  • 尾松 亮 1978年生まれ.東京大学大学院人文社会研究科修士課程修了.文部科学省長期留学生派遣制度により,モスクワ大学文学部大学院に留学.その後,民間シンクタンクでロシア・北東アジアのエネルギー問題を中心に調査.2011~2012年に「子ども・被災者支援法」策定のための与党PT・政府WTに有識者として参加.2019年から民間の専門家,ジャーナリストによる「廃炉制度研究会」を主宰.著書に『チェルノブイリという経験』(岩波書店,2018年)ほか,編著書に『原発「廃炉」地域ハンドブック』(東洋書店新社,2021年).

目次

  1. 序章 不可解な廃炉スケジュール――福島第一は四〇年で第二は四四年? 第1章 「廃炉」は何を目指すのか コラム 世界はすでに大量廃炉時代 第2章 「四〇年廃炉」スケジュールはどうやって組み立てられたか 第3章 素通りされたスリーマイルの教訓 コラム 協定の力で汚染水放出を止めたスリーマイルに学べ 第4章 知られざるチェルノブイリの知恵 第5章 危うい現在地から問う「廃炉とは何か」 終章 「もう一つの核廃絶」に向けて

本文紹介

福島原発事故から一〇年余、事故炉の廃炉は可能か。海外の例も参照しつつ論じ、廃炉の人類史的意味を指摘。

抜粋:福島原発事故から一〇年余り、政府・東電は「四〇年廃炉」に向け着実に進行中と言うが、そもそも事故炉の廃炉とは何をすることで、一体それは可能なのか。スリーマイルやチェルノブイリの例も参照しながら論点を提示する。あわせて、大量廃炉時代に突入した今、老朽原発を含めた原発廃炉のもつ人類史的重要性を指摘する。