書籍詳細

書籍のレビュー・概要

生涯を通して、映画、芝居、そして野球を愛し続けた井上ひさし。本書には、著書未収録の著作から、これらをテーマとするエッセイを選りすぐって収録します。黒澤明をはじめ日本映画、洋画、ひょっこりひょうたん島、馬場のぼる、スワローズ、野茂、イチロー――観客としての熱狂は、後に芝居、小説など作品執筆に活かされました。

客席のわたしたちを圧倒する

Takumi ブックス

客席のわたしたちを圧倒する

著者・関係者
井上 ひさし 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/06/16
体裁
四六・上製 ・カバー ・198頁
ISBN
9784000264594
在庫状況
在庫あり

価格:2,200 円

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著者略歴

  • 井上ひさし(いのうえ ひさし) 1934-2010年.山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる.上智大学外国語学部フランス語科卒業.放送作家などを経て,作家・劇作家となる.1972年,『手鎖心中』で直木賞受賞.小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら,「九条の会」呼びかけ人,日本ペンクラブ会長,仙台文学館館長などを務めた. 『井上ひさしコレクション』(全3巻)『井上ひさし短編中編小説集成』(全12巻)『井上ひさし発掘エッセイ・セレクション』(全3冊)(以上,岩波書店),『「日本国憲法」を読み直す』『この人から受け継ぐもの』『井上ひさしの憲法指南』(以上,岩波現代文庫)など,著書も多数刊行されている.

目次

  1. 1 永遠の映画少年 ある地方都市のハリー・ライム 洋画マイベスト10と好きな映画人 傍役スターたちの人権宣言の書――川本三郎・真淵哲著『傍役グラフィティ』 「かたよっている」について 藤沢さんは愛されていた 編集者への手紙 もう一度、もう一度――黒澤和子著『パパ、黒澤明』書評 法外階級者としての藤純子 たったひとりで、日本映画ベスト100選出に挑戦する! 2 テレビから芝居へ 演劇の思想性とやらを排す かくして〝日本人のへそ〟の緒はとれた 名馬アカマス君のことなど NHK受信料非拒否の論理 「テレビ日記」 ほどほど性ととことん性 ある批評家の態度 め・芽・眼 ふたたび夢見ることを許されて――第十五回テアトロ演劇賞発表『昭和庶民伝』三部作の完結とその成果 鮨屋の勘定――新しい芝居小屋の話 人間として 紙人形 植木等さん さようなら――颯爽60年代の孔子様 もっと揺れれば 3 写真・絵・漫画 〝原爆写真家〟福島菊次郎の心根 はみだした主人公たち 真向いの家の主人 谷内さんと私 玩具箱の鍵を恵まれて 柔と剛とのせめぎ合い 「先生」と呼ぶ理由 4 野球の本棚から ことばの力 ぼくらスワローズファンの感激――待ってたんだバンビ! 冷めたい頭、暖かい心――ヤ党万歳 井上ひさし・選 アメリカの野球小説 この3冊 日本シリーズの生みの親 アナウンサーが絶句した日 草野球の見物人 マグロー小伝 ベーブ・ルースのパンチ グラウンドの心理学者 小姑根性。 野茂くんの変貌。 愚問賢答。 スシの話。 スタンドの日の丸。 彼のおかげで読んだ本。 目にもとまらぬ快速球。 ベーブとイチロー。 スポーツ記事のヒューモアについて。 「誤算」。 「グラヴを柔らかくする方法」。 右投げ左打ちになった理由。 「久慈伝説」 球春と聞いて 今年の新しい楽しみ あとがき……………井上ユリ 編集協力=井上 恒 資料提供=遅筆堂文庫 *本書には、井上ひさしの著書未収録の作品から、生涯愛した「映画、芝居、テレビ、漫画、野球など」をめぐるエッセイ及びその周辺の著作を精選し収めた。 *執筆時期・媒体がさまざまであるため、あえて表記・用字などは原文のままとし、明らかな誤植と認められるものに限り訂正した。 *各編の最後に初出を明示した。また、内容の理解のため適宜コメントを付した。

本文紹介

生涯を通して愛した映画、芝居、テレビ、絵画、そして野球をテーマとするエッセイを選りすぐって収録。

抜粋:生涯を通して、映画、芝居、そして野球を愛し続けた井上ひさし。本書には、著書未収録の著作から、これらをテーマとするエッセイを選りすぐって収録します。黒澤明をはじめ日本映画、洋画、ひょっこりひょうたん島、馬場のぼる、スワローズ、野茂、イチロー――観客としての熱狂は、後に芝居、小説など作品執筆に活かされました。