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書籍詳細

書籍のレビュー・概要

「全存在を賭して真理を選びとらねばならない」。それが現代のデカルトと呼ばれたアランの生であり思想である。本書は、『幸福論』で知られるアラン(1868-1951)が、その思想経験や様々な出会いについて隠喩的に語った魂の寓話であるとともに、主著『神々』への長い「序文」でもある。長年アラン観察に没頭してきた訳者による、手稿からの日本語訳。

わが思索のあと

Takumi ブックス

わが思索のあと

著者・関係者
アラン 著・神谷 幹夫 訳
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/05/27
体裁
四六・上製 ・カバー ・370頁
ISBN
9784000615365
在庫状況
在庫あり

価格:3,520 円

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著者略歴

  • アラン Alain(1868-1951).アランはペンネーム,本名エミール・シャルティエ(Emile-Auguste Chartier).エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)を卒業後,リセ(高等中学校)の教師となり,哲学教師として40年間,フランス各地で教鞭をとった.A. モーロワ,S. ヴェイユ,S. ペトルマンなど多くの哲学者を育てた.主な著作に『芸術の体系』『幸福論』『海辺の対話』『神々』などがある. 神谷幹夫(かみや みきお) 1948年生.早稲田大学理工学部卒業.パリ・ソルボンヌ大学卒業(哲学修士).現在,日本赤十字北海道看護大学非常勤講師.Association des Amis d'Alain およびInstitut Alain 会員.主な論文にAlain, lecteur d'Homere (Revue Internationale de Philosophie, n°1, 2001),訳書にアラン『幸福論』(1998),同『四季をめぐる51 のプロポ』(2002),同『定義集』(2003,いずれも岩波文庫),同『生きること信じること』(岩波書店,2015)などがある.

目次

  1. 序(ロベール・ブルニュ) 子どもだった頃 若者だった頃 ラニョー エコール・ノルマル ロリアン 政治 抽象的思考 ルーアン パリ 「プロポ」 プラトン カント コント 闇を彷徨(さまよ)う 信仰 自由 戦争 軍隊 芸術 帰還 詩人たち 聴講者 思想と年齢 ヘーゲル ヘーゲルとアムラン ヘーゲル再考 デカルト 唯物論(マテリアリスム) 高亜(こうまい) 感情 人間ぎらいになるな 神々のほう 物語(ミュートス) 様々な宗教 オデュッセウスの読み手としてのアラン――『わが思索のあと』解題をかねて(神谷幹夫) アラン主要著作一覧 アラン年譜

本文紹介

『幸福論』のアランが自らの生と思想経験を語った魂の寓話。長年の研究を踏まえた手稿からの日本語訳。

抜粋:「全存在を賭して真理を選びとらねばならない」。それが現代のデカルトと呼ばれたアランの生であり思想である。本書は、『幸福論』で知られるアラン(1868-1951)が、その思想経験や様々な出会いについて隠喩的に語った魂の寓話であるとともに、主著『神々』への長い「序文」でもある。長年アラン観察に没頭してきた訳者による、手稿からの日本語訳。