書籍詳細

書籍のレビュー・概要

まじめに、ふかく、そしてゆかいに、世の中を見つめ続けた井上ひさし。本書には、著書未収録の著作の中から「世の中」をテーマとするエッセイを選りすぐって収録します。幸福、国家、情報を論じ、青春の思い出を辿り、人間のおかしさを綴る――さらに、江戸戯作者にならったパロディなど、井上ひさしならでは世界が広がります。

この世の真実が見えてくる

Takumi ブックス

この世の真実が見えてくる

著者・関係者
井上 ひさし 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/05/17
体裁
四六・上製 ・カバー ・208頁
ISBN
9784000264587
在庫状況
在庫あり

価格:2,200 円

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著者略歴

  • 井上ひさし(いのうえ ひさし) 1934-2010年.山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる.上智大学外国語学部フランス語科卒業.放送作家などを経て,作家・劇作家となる.1972年,『手鎖心中』で直木賞受賞.小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら,「九条の会」呼びかけ人,日本ペンクラブ会長,仙台文学館館長などを務めた. 『井上ひさしコレクション』(全3巻)『井上ひさし短編中編小説集成』(全12巻)『井上ひさし発掘エッセイ・セレクション』(全3冊)(以上,岩波書店),『「日本国憲法」を読み直す』『この人から受け継ぐもの』『井上ひさしの憲法指南』(以上,岩波現代文庫)など,著書も多数刊行されている.

目次

  1. 1 過去を見据えて未来へ 幸福をウンヌンする前に 未来を拓く現代のコペルニクスたち――ベイトソン、ヴォネガット、エンデ 昭和三十年代、東京。あのころのデモがあんなにも烈しかった理由。 愛国者と売国奴 『昭和史発掘』、史家への出発 2 現代に生きる 芝居の効用 政治とはなにか どうかびっくりさせてくれ 3 青春の仙台 私のなかの旧約聖書――わが友カイン 差別されつつ差別する関係のなかで ボクシングとぼく 円い地球の水平線に 4 やぶにらみ情報の研究 悲劇と喜劇における情報の流れ ディジタルかアナログか 跳び跳び性と連続性 昭和のホームズ言行録 5 おかしな人たち ドーイ教授の言葉を発刊のはなむけに この世はすべてあの世になった となりの男 6 喜劇の日常 わが日録――抜歯録 週単位・三年単位・一生単位 わたしの有縁 血縁 夢に怯える 喜劇作家の悲劇的日常 7 井上ひさしの編集する江戸読売り(かわらばん) 思いつき新商売――安見退蔵半生記 禍福転々――運命の波にもてあそばれたとある親子の物語 二代目浦島 大人も子どももためになる有名高慢男の末路 夢の国探訪記 童話 あまのじゃく物語 あとがき……井上ユリ 編集協力=井上 恒 資料提供=遅筆堂文庫

本文紹介

まじめに、ゆかいに、世の中を見つめた井上ひさし。幸福論、国家論、青春の思い出、パロディなどを収録。

抜粋:まじめに、ふかく、そしてゆかいに、世の中を見つめ続けた井上ひさし。本書には、著書未収録の著作の中から「世の中」をテーマとするエッセイを選りすぐって収録します。幸福、国家、情報を論じ、青春の思い出を辿り、人間のおかしさを綴る――さらに、江戸戯作者にならったパロディなど、井上ひさしならでは世界が広がります。