書籍詳細

書籍のレビュー・概要

低迷する大阪を教育で立て直す――。2008年、知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革――頻回のテスト、学校統廃合、特色ある学校づくりなど――は現場をどう変えたのか。コロナ下で市長に「学び合う学校」への転換を提言した校長をはじめ、教師、保護者たちの声からこの15年を検証する。

ルポ 大阪の教育改革とは何だったのか

Takumi ブックス

ルポ 大阪の教育改革とは何だったのか

著者・関係者
永尾 俊彦 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2022/05/10
体裁
A5・並製 ・72頁
ISBN
9784002710631
在庫状況
在庫あり

価格:638 円

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著者略歴

  • 永尾俊彦(ながお としひこ) 1957年東京都生まれ.毎日新聞記者を経てルポライター.著書に『干潟の民主主義――三番瀬,吉野川,そして諫早』(現代書館,第7回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞),『ルポ諫早の叫び――よみがえれ干潟ともやいの心』(岩波書店,第5回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞受賞),『公共事業は変われるか――千葉県三番瀬円卓・再生会議を追って』,『ルポどうなる? どうする? 築地市場――みんなの市場をつくる』(以上,岩波ブックレット),『貧困都政――日本一豊かな自治体の現実』(岩波書店),『国家と石綿――ルポ・アスベスト被害者「息ほしき人々」の闘い』(現代書館),『ルポ「日の丸・君が代」強制』(緑風出版)など.

目次

  1. 第一章 ある校長の「良心宣言 「胸をかきむしられる思い」/「校長先生は何の間違いをしたか?」/「強制からは何も生まれてこない」/久保さんを変えた子どもたち/「自分への怒り」 第二章 「被害者は生徒ですよ」 「教育非常事態」/「先生だけを引っぱたいても仕方ありません」/「日の丸・君が代」を切り札に「一点突破の全面展開」/「大方針は僕が決定していきます」/「リバティおおさかが休館したのは痛いです」/「自主的」に競争教育を進めさせられる教員/「競争がうまくいく分野もあれば、いかん分野も山ほどある」 第三章 「行政が差別をシステム化してるんです」 公教育への不信を増幅する「チャレンジテスト」/危機に瀕する大阪の人権教育/「排除する教育は倫理観を持たない子どもたちを育てていきます」/子どもたちが育みあう「魔法のような時間」は評価に値しないのか/「特色ある学校より、特色ある子が一緒の方が面白くなる」/貧しくされた大阪の教育 終章 「世界一平凡な学校」を 学力が「通貨」となった米国の公教育/目の前の子どもを「発見」する仕事 大阪の教育改革関連年表

本文紹介

知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革は現場をどう変えたのか。この15年を検証する。

抜粋:低迷する大阪を教育で立て直す――。2008年、知事の「教育非常事態宣言」とともに始まった数々の改革――頻回のテスト、学校統廃合、特色ある学校づくりなど――は現場をどう変えたのか。コロナ下で市長に「学び合う学校」への転換を提言した校長をはじめ、教師、保護者たちの声からこの15年を検証する。