書籍詳細

書籍のレビュー・概要

これは一部の「酷い」経営者の問題ではない――。コロナ禍により日本で働く外国人の立場の弱さが鮮明になった。働く留学生、技能実習生、インバウンド雇用者など、かれらが苦しんでいる要因とは何か。急増した労働相談の現場から、辞めさせやすく転職しづらい労働の実態を描き出し、現状の法的枠組みからの脱却を訴える。

外国人労働相談最前線

Takumi ブックス

外国人労働相談最前線

著者・関係者
今野 晴貴 著・岩橋 誠 著
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2022/04/05
体裁
A5・並製 ・88頁
ISBN
9784002710617
在庫状況
在庫あり

価格:682 円

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著者略歴

  • 今野晴貴(こんの はるき)第3章 1983年仙台市生まれ.NPO法人POSSE代表,ブラック企業対策プロジェクト共同代表.一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了.博士(社会学).大学在学中に立ち上げたPOSSEを拠点にこれまで2000件を超える労働・生活相談に関わる.著書に『ブラック企業――日本を食いつぶす妖怪』(文春新書,大佛次郎論壇賞受賞),『日本の「労働」はなぜ違法がまかり通るのか?』(星海社新書),『賃労働の系譜学――フォーディズムからデジタル封建制へ』(青土社)など多数. 岩橋 誠(いわはし まこと)はじめに,第1章,第2章 1989年愛知県生まれ.NPO法人POSSEスタッフ.中高7年間をアメリカで過ごし,日本帰国後にリーマンショックと「年越し派遣村」などに衝撃を受け,大学入学後,労働相談ボランティアとしてPOSSEに関わり始める.2019年4月に「外国人労働サポートセンター」を発足させ,日本で働く外国人の労働相談に英語と日本語で乗っている.withnews「やさしい日本語で答える仕事の悩み」(https://withnews.jp/articles/writer/523/1)を執筆.国際NGO・Clean Clothes Campaign 運営委員,北海道大学公共政策学研究センター研究員.共訳書に『ジェネレーション・レフト』(堀之内出版).

目次

  1. はじめに――外国人労働者に対する人権侵害が蔓延する日本社会 第一章 外国人の働く職場の実態 第二章 私たちにできること 第一節 なぜ権利が主張できないのか 第二節 問題解決のために 第三章 外国人労働者と日本社会 第一節 世界システムと移民 第二節 外国人の権利支援 第三節 外国人と日本の雇用

本文紹介

留学生、技能実習生、インバウンド雇用者など、コロナ禍で急増した労働相談の現場から解決への道筋を探る。

抜粋:これは一部の「酷い」経営者の問題ではない――。コロナ禍により日本で働く外国人の立場の弱さが鮮明になった。働く留学生、技能実習生、インバウンド雇用者など、かれらが苦しんでいる要因とは何か。急増した労働相談の現場から、辞めさせやすく転職しづらい労働の実態を描き出し、現状の法的枠組みからの脱却を訴える。