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書籍詳細

書籍のレビュー・概要

GHQによる占領、戦中・戦後の世代間対立、ベトナム戦争、冷戦終結、そしてインターネットの普及……。時代の変遷のなか、何が語られ、何が忘れられてきたのか。戦争と社会の接点としての言説・表象を考える。

言説・表象の磁場

Takumi ブックス

言説・表象の磁場

著者・関係者
蘭 信三 編・石原 俊 編・一ノ瀬 俊也 編・佐藤 文香 編・西村 明 編・野上 元 編・福間 良明 編
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/02/22
体裁
A5・上製 ・カバー ・266頁
ISBN
9784000271738
在庫状況
在庫あり

価格:3,520 円

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著者略歴

  • 〈編集委員〉 蘭 信三(あららぎ・しんぞう) 1954年生。大和大学社会学部教授。歴史社会学、戦争社会学。『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(編著)不二出版、2008年など。 石原 俊(いしはら・しゅん) 1974年生。明治学院大学社会学部教授。歴史社会学、島嶼社会論。『硫黄島――国策に翻弄された130年』中公新書、2019年など。 一ノ瀬俊也(いちのせ・としや) 1971年生。埼玉大学教養学部教授。日本近代軍事史・社会史。『東條英機――「独裁者」を演じた男』文春新書、2020年など。 佐藤文香(さとう・ふみか) 1972年生。一橋大学大学院社会学研究科教授。ジェンダー研究、軍事・戦争とジェンダーの社会学。『軍事組織とジェンダー――自衛隊の女性たち』慶應義塾大学出版会、2004年など。 西村 明(にしむら・あきら) 1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。宗教学・文化資源学。『戦後日本と戦争死者慰霊――シズメとフルイのダイナミズム』有志舎、2006年など。 野上 元(のがみ・げん) 1971年生。筑波大学人文社会系准教授。歴史社会学、戦争社会学。『戦争体験の社会学――「兵士」という文体』弘文堂、2006年など。 福間良明(ふくま・よしあき) 1969年生。立命館大学産業社会学部教授。歴史社会学、メディア史。『「戦跡」の戦後史――せめぎあう遺構とモニュメント』岩波書店、2015年など。 〈執筆者〉 佐藤卓己(さとう・たくみ) 1960年生。京都大学教授。メディア史。『ファシスト的公共性――総力戦体制のメディア学』岩波書店、2018年など。 佐藤彰宣(さとう・あきのぶ) 1989年生。流通科学大学講師。メディア史・文化社会学。『〈趣味〉としての戦争――戦記雑誌『丸』の文化史』創元社、2021年など。 福家崇洋(ふけ・たかひろ) 1977年生。京都大学人文科学研究所准教授。社会運動史・社会思想史。『戦間期日本の社会思想――「超国家」へのフロンティア』人文書院、2010年など。 根津朝彦(ねづ・ともひこ) 1977年生。立命館大学准教授。ジャーナリズム史・思想史。『戦後日本ジャーナリズムの思想』東京大学出版会、2019年など。 櫻澤 誠(さくらざわ・まこと) 1978年生。大阪教育大学准教授。日本近現代史・沖縄近現代史。『沖縄観光産業の近現代史』人文書院、2021年など。 玄武岩(ヒョン・ムアン) 1969年生。北海道大学教授。メディア文化研究・日韓関係論。『「反日」と「嫌韓」の同時代史――ナショナリズムの境界を越えて』勉誠出版、2016年など。 森下 達(もりした・ひろし) 1986年生。創価大学講師。ポピュラー・カルチャー研究。『ストーリー・マンガとはなにか――手塚治虫と戦後マンガの「物語」』青土社、2021年など。 山本昭宏(やまもと・あきひろ) 1984年生。神戸市外国語大学准教授。メディア文化史・歴史社会学。『戦後民主主義――現代日本を創った思想と文化』中公新書、2021年など。

目次

  1. 『シリーズ 戦争と社会』刊行にあたって 総 説 「体験」「記憶」を生み出す磁場――戦後と冷戦後の位相……………福間良明 第Ⅰ部 拮抗する「反戦」と「好戦」 第1章 国民参加のファシスト的公共性――戦時デモクラシーのメディア史……………佐藤卓己 第2章 ミリタリーカルチャーの出版史――戦記・戦史・兵器を扱うことの苦悩……………佐藤彰宣 第3章 日本遺族会と靖国神社国家護持運動……………福家崇洋 第Ⅱ部 戦争体験論のポリティクス 第4章 「戦中派」とその時代――断絶と継承の逆説……………福間良明 第5章 小林金三と「満洲国」建国大学――『北海道新聞』論説陣を支えた東アジアの視座……………根津朝彦 第6章 沖縄戦記と戦後への問い――「本土」への懐疑と希求……………櫻澤 誠 第Ⅲ部 冷戦後の社会と前景化する記憶 第7章 被害と加害を再編する結節点としての「戦後五〇年」――国境を越えてゆく戦後補償の運動と言説……………玄武岩 第8章 ネット時代の「歴史認識」――「慰安婦」「靖國」の争点化から「ネット右翼」へ……………森下 達 第9章 原発災害後のメディア言説における「軍事的なもの」――「感謝」による統合とリスクの個人化……………山本昭宏

本文紹介

時代の変遷のなか、何が語られ、何が忘れられてきたのか。戦争と社会の接点としての言説・表象を考える。

抜粋:GHQによる占領、戦中・戦後の世代間対立、ベトナム戦争、冷戦終結、そしてインターネットの普及……。時代の変遷のなか、何が語られ、何が忘れられてきたのか。戦争と社会の接点としての言説・表象を考える。