書籍詳細

書籍のレビュー・概要

一夜にして一〇万人もの民間人を殺害した東京大空襲。戦災孤児、障害者、PTSDなど、苦難のなかで戦後を生きざるを得なかった多くの人たちがいる。社会の無知や偏見に苦しめられながら、自分たちを切り捨てようとする国に対して救済を求めて立ち上がった空襲体験者たちの闘いをたどり、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。

東京大空襲の戦後史

Takumi ブックス

東京大空襲の戦後史

著者・関係者
栗原 俊雄 著
カテゴリ
文庫
刊行日
2022/02/18
体裁
新書・222頁
ISBN
9784004319160
在庫状況
在庫あり

価格:946 円

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著者略歴

  • 栗原俊雄(くりはら としお) 1967年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学大学院修士課程修了(日本政治史)。1996年、毎日新聞社入社。現在、毎日新聞社専門記者。 著書 『戦艦大和生還者たちの証言から』『シベリア抑留――未完の悲劇』『勲章知られざる素顔』『遺骨戦没者三一〇万人の戦後史』(以上、岩波新書)『シベリア抑留は「過去」なのか』(岩波ブックレット)『20世紀遺跡帝国の記憶を歩く』(角川学芸出版)『「昭和天皇実録」と戦争』(山川出版社)『特攻――戦争と日本人』(中公新書)『戦後補償裁判――民間人たちの終わらない「戦争」』(NHK出版新書)ほか。受賞歴2009年、第3回疋田桂一郎賞。2018年、第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞。

目次

  1. 戦災による東京都の焼失地域 戦災による東京都の被害者数 序 章 命を削って訴える高齢者たち 第1章 一〇万人を殺した無差別爆撃 第2章 今日まで続く戦争被害 第3章 民間人差別 国の論理 第4章 「受忍論」と裁判 第5章 立法運動の開始 終 章 未完の戦争――当事者が望んでいること あとがき 主な参考文献

本文紹介

東京大空襲の被害に今なお苦しむ人たち。彼らの苦闘を描きながら、「戦後」とは何であったのかを問う。

抜粋:一夜にして一〇万人もの民間人を殺害した東京大空襲。戦災孤児、障害者、PTSDなど、苦難のなかで戦後を生きざるを得なかった多くの人たちがいる。社会の無知や偏見に苦しめられながら、自分たちを切り捨てようとする国に対して救済を求めて立ち上がった空襲体験者たちの闘いをたどり、この国の「戦後」とは何であったのかを問う。