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書籍のレビュー・概要

コミュニケーションとは意思の伝達でしかないのか。従来の哲学理論は会話という普遍的な現象を正当に扱いえていたのか。「対話」や「熟議」以前の「会話」と、それに支えられる「社交」について「視線を下げ」て考える。人類学や社会学、言語学の成果を踏まえ「平等」「共生」の手前にある「対等」「共在」の倫理学構築に向けた試み。

共に在ること 会話と社交の倫理学

Takumi ブックス

共に在ること 会話と社交の倫理学

著者・関係者
水谷 雅彦 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/03/11
体裁
四六・上製 ・カバー ・214頁
ISBN
9784000615204
在庫状況
在庫あり

価格:2,530 円

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著者略歴

  • 水谷雅彦(みずたに まさひこ) 1957年大阪市に生まれる。1979年京都大学文学部哲学科卒。1985年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。倫理学専攻。神戸大学専任講師、助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科教授。著書に『情報の倫理学』(2003丸善)。編著に『マイクロ・エシックス』(1993)、『情報倫理学』(2000)、『情報倫理の構築』(2003)、『倫理への問いと大学の使命』(2010)、『岩波応用倫理学講義』(2004─05)、など。

目次

  1. まえがき 第一部 会話の哲学 第一章 哲学と会話──その不幸な関係 第二章 コミュニケーションは伝達ではない──コードモデルとその限界 第三章 コミュニケーションの推論モデル──関連性理論 第四章 コミュニケーションと意図の再現──デリダと言語行為論 第五章 デイヴィドソンと言語 第二部 社交の倫理学 第六章 社交の思想家たち 第七章 だれがどこで会話をするのか 第八章 無知と寛容と信頼と 終 章 共在の倫理学へ向けて 註 あとがき 事項索引/人名索引

本文紹介

コミュニケーションは意思伝達でしかないか? 「対等」「共在」の倫理学に向けて、会話と社交について「視線を下げて」考える。

抜粋:コミュニケーションとは意思の伝達でしかないのか。従来の哲学理論は会話という普遍的な現象を正当に扱いえていたのか。「対話」や「熟議」以前の「会話」と、それに支えられる「社交」について「視線を下げ」て考える。人類学や社会学、言語学の成果を踏まえ「平等」「共生」の手前にある「対等」「共在」の倫理学構築に向けた試み。