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書籍のレビュー・概要

講和が次第に現実化し、独立に際して天皇の「おことば」を発するかどうかという課題が浮上する。天皇の責任や退位に関しても取りざたされる中、天皇や田島は政府とどのように調整を図ったのであろうか。また、母親である貞明皇后の死去にともない、名実ともに皇室の家長となった天皇は、これまで以上に家政へ関心を寄せる。

拝謁記2 昭和25年10月~26年10月

Takumi ブックス

拝謁記2 昭和25年10月~26年10月

著者・関係者
田島 道治 著・古川 隆久 編・茶谷 誠一 編・冨永 望 編・瀬畑 源 編・河西 秀哉 編・舟橋 正真 編・NHK 協力
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2022/02/04
体裁
A5・上製 ・カバー ・312頁
ISBN
9784000265928
在庫状況
在庫あり

価格:3,300 円

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著者略歴

  • [「拝謁記」翻刻・編集] 田島恭二(たじま きょうじ) 1917年生。田島道治次男。東京帝国大学文学部卒業後、岩波書店、満鉄調査部、朝日新聞社に勤務。2013年死去。 [編集委員] 古川隆久(ふるかわ たかひさ) 1962年生。日本大学文理学部教授。『昭和天皇──「理性の君主」の孤独』(中公新書、2011年)ほか。 茶谷誠一(ちゃだに せいいち) 1971年生。志學館大学人間関係学部教授。『象徴天皇制の成立──昭和天皇と宮中の「葛藤」』(NHKブックス、2017年)ほか。 冨永 望(とみなが のぞむ) 1974年生。公益財団法人政治経済研究所研究員。『昭和天皇退位論のゆくえ』(吉川弘文館、2014年)ほか。 瀬畑 源(せばた はじめ) 1976年生。龍谷大学法学部准教授。『平成の天皇制とは何か──制度と個人のはざまで』(共編、岩波書店、2017年)ほか。 河西秀哉(かわにしひでや) 1977年生。名古屋大学大学院人文学研究科准教授。『近代天皇制から象徴天皇制へ──「象徴」への道程』(吉田書店、2018年)ほか。 舟橋正真(ふなばしせいしん) 1982年生。公益財団法人政治経済研究所研究員。『「皇室外交」と象徴天皇制1960~1975年──昭和天皇訪欧から訪米へ』(吉田書店、2019年)ほか。

目次

  1. 凡 例 拝謁記 一九五〇(昭和二五)年 一〇月四日~一二月二八日 一九五一(昭和二六)年 一月二日~一〇月三〇日 注 宮内庁機構図 一九五〇年頃の皇居図 旧皇族家系図・天皇家系図 「拝謁記」一覧表 解 説……………河西秀哉

本文紹介

講和独立に際し象徴としての天皇のあり方が問われる一方、皇室の家長としての天皇の姿が明らかになる。

抜粋:講和が次第に現実化し、独立に際して天皇の「おことば」を発するかどうかという課題が浮上する。天皇の責任や退位に関しても取りざたされる中、天皇や田島は政府とどのように調整を図ったのであろうか。また、母親である貞明皇后の死去にともない、名実ともに皇室の家長となった天皇は、これまで以上に家政へ関心を寄せる。