書籍詳細

書籍のレビュー・概要

18世紀になるとヨーロッパをまとめてきたキリスト教の影響力が弱まり、ヨーロッパを形成する国々はさらなる合体や分裂をくり返すことになった。近代国家成立を決定づけた革命や新しい思想の誕生、二度にわたる大戦、アメリカや中国の台頭を経て、「古い大陸」ヨーロッパはどこへ向かうのか? 近代から現代までの歴史を俯瞰する。

ヨーロッパ史入門 市民革命から現代へ

Takumi ブックス

ヨーロッパ史入門 市民革命から現代へ

著者・関係者
池上 俊一 著
カテゴリ
ジュニア新書
刊行日
2022/01/20
体裁
新書・254頁
ISBN
9784005009466
在庫状況
在庫あり

価格:1,089 円

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著者略歴

  • 池上俊一(いけがみ しゅんいち) 1956年、愛知県生まれ。東京大学名誉教授。専門は西洋中世・ルネサンス史。 父親(現代中国政治研究者)の仕事柄、中国漬けだった幼少時代の家庭への反動でヨーロッパ史に興味をもち、フランスとドイツの中世文化史・宗教史を研究。旅行で訪れたイタリアで気の良い人々と美味しい料理に魅了されてイタリア研究にのめりこみ、岩波ジュニア新書『パスタでたどるイタリア史』を執筆。その後『お菓子でたどるフランス史』『森と山と川でたどるドイツ史』『王様でたどるイギリス史』『情熱でたどるスペイン史』と続き、その国を象徴するもので歴史をたどる人気シリーズとなっている。『ヨーロッパ史入門原形から近代への胎動』と本書の2冊は、その集大成となる。

目次

  1. まえがき 第1章 啓蒙主義から市民革命へ――近代市民社会への道程(18世紀) 啓蒙思想と理性の称揚/一八世紀の諸国家とその政治・外交/「市民(ブルジョワ)」の登場とカトリシズム/「小国」の運命/モスクワ大公国からロシア帝国へ/白人至上主義と人種不平等論/三角貿易と一八世紀の経済 第2章 近代世界システム――国家・帝国・資本主義(19世紀) アメリカ独立革命とフランス革命/ナポレオンと国民意識/ウィーン体制とイタリア・ドイツの国家統一/国語と言語教育/ロマン主義の夢/ナショナリズムと地域ナショナリズム/脱キリスト教化の進行と社会主義/自由主義と友愛・結社/産業革命とヨーロッパの急成長/資本主義と近代都市/世界を植民地化するヨーロッパ/移民の時代/進歩史観と視覚の専横/ビスマルク体制とその後 第3章 二つの世界大戦――悪夢の世紀(20世紀) 帝国主義の時代/第一次世界大戦とその結果/ロシア革命/ヴェルサイユ条約から世界恐慌へ/第二次世界大戦と植民地解放/冷戦時代/民族主義の噴出 第4章 ヨーロッパはどこへ?――解体か再生か(21世紀) EUの試練と展望/アメリカという鬼っ子/「英語帝国主義」の脅威/覇権国家を目指す中国との関係/外国人移民増加への対応策/イスラーム問題にゆれるヨーロッパ/解体するイデオロギー・世界をおおうヨーロッパ的原理/ヨーロッパの未来 文献案内 あとがき ヨーロッパ史年表/事項・人名索引

本文紹介

近代国家成立を決定づけた革命や新しい思想の誕生、二度の大戦など、「古い大陸」ヨーロッパの近現代を考察

抜粋:18世紀になるとヨーロッパをまとめてきたキリスト教の影響力が弱まり、ヨーロッパを形成する国々はさらなる合体や分裂をくり返すことになった。近代国家成立を決定づけた革命や新しい思想の誕生、二度にわたる大戦、アメリカや中国の台頭を経て、「古い大陸」ヨーロッパはどこへ向かうのか? 近代から現代までの歴史を俯瞰する。