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書籍のレビュー・概要

「この世ならざるもの」を招き寄せ、日常を異化し、聖化し、荘厳する。〈かざる〉という営みには、 私たちの心をざわめかせる不穏な力がそなわっている 。霊威を放つ帯、無限の創造性を湛えた一条の紐、あるいは色や、香りや、音や、味──美術・工芸はもちろん、ありとある領域に分け入り、〈かざり〉の術式を闡明する。

かざる日本

Takumi ブックス

かざる日本

著者・関係者
橋本 麻里 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/12/08
体裁
四六・上製 ・カバー ・254頁
ISBN
9784000615105
在庫状況
在庫あり

価格:2,860 円

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著者略歴

  • 橋本麻里(はしもと まり) 日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人永青文庫副館長。金沢工業大学客員教授。 神奈川県生まれ。国際基督教大学卒業。新聞・雑誌等への寄稿のほか、NHKの美術番組などを中心に、日本美術の楽しく、わかりやすい解説に定評がある。展覧会企画に「末法/Apocalypse 失われた夢石庵コレクションを求めて」(細見美術館、2017年)や「北斎づくし」(東京ミッドタウン・ホール、2021年)、「KUMIHIMO The Art of Japanese Silk Braiding by DOMYO」(JAPAN HOUSE、2021年~)など。著書に『橋本麻里の美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術をみる【京都国立博物館】』(集英社クリエイティブ)、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』(新潮社)など多数。

目次

  1. まえがき 組紐 はじまりの紐 座敷飾り かざる方程式 供花神饌 聖なる奇観 紅 赤の蕩尽 香木 見ることも書くことも叶わぬかざり 鼈甲 鼈甲は眼で舐めろ 帯 神々を招く帯 茶室 黄金の仮想現実 薩摩切子 ガラスの剛毅 変化朝顔 奇想の花 結髪 髪を制するかたち 料紙装飾 光ふる紙 表装 再創造としての表装 刀剣 武士の魂は「おかざり」か? 音 音の祭り 螺鈿 本質としての表層 水引折形 水引に張りつめる力 ガラス 光を封じたグラス 和食 懐石にしぶく徴 かざる日本 かざりの働き あとがき 図版出典一覧 索引

本文紹介

「この世ならざるもの」を招き寄せ、日常を聖化する〈かざり〉の営み。その術式を闡明する。カラー図版多数。

抜粋:「この世ならざるもの」を招き寄せ、日常を異化し、聖化し、荘厳する。〈かざる〉という営みには、 私たちの心をざわめかせる不穏な力がそなわっている 。霊威を放つ帯、無限の創造性を湛えた一条の紐、あるいは色や、香りや、音や、味──美術・工芸はもちろん、ありとある領域に分け入り、〈かざり〉の術式を闡明する。