書籍詳細

書籍のレビュー・概要

日々慌ただしくニュースが流れていくけれど、日曜日にはその背景にある意味を落ち着いて考えてみたい。トランプ・アベ時代の虚と実のゆらぎ、不条理にあらがう人々の勇気、歴史から汲む知恵……。天声人語を執筆してきた著者の、朝日新聞コラム「日曜に想う」から精選。一編ごとに新たに短章を付した、味わい深い名コラム集。

日曜の言葉たち

Takumi ブックス

日曜の言葉たち

著者・関係者
福島 申二 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/11/16
体裁
四六・並製 ・カバー ・230頁
ISBN
9784000614993
在庫状況
在庫あり

価格:2,090 円

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著者略歴

  • 福島申二(ふくしま しんじ) 元朝日新聞論説委員・編集委員。1956年、三重県生まれ。1983年、朝日新聞社入社。社会部記者、ニューヨーク特派員などをへて2007年から2016年まで一面コラム「天声人語」を担当。その後2021年まで同紙コラム「日曜に想う」を執筆した。

目次

  1. まえがき I 歴史から汲む おお友よ、その調べにあらず ディラン氏、そしてトランプ氏 満開の桜と城山さんの気骨 「平和の扇動者」は古びない 今はまだ岸辺を漂う笹舟が 暗黒の井戸から汲むべきは フランケンシュタインは再び 明治はそんなによかったか 「上からの弾圧」より怖いのは 忍び寄る「危うい言葉」の支配 II 虚と実のゆらぐ世界 アメリカ大統領の心と指先 思い起こした「一九八四年」 負の言葉の魔力、世界が注視 政治家が繰る「夢と噓」 民主主義の「靴磨き」のとき お友達より、持つべきは敵 言葉に逆襲される首相 「森友」の闇、真実への意志 小さな芽がはらむ深刻な結末 「良き敗者」が担う役割とは 「政治的方言」に慣らされない III 抵抗への意志と勇気 五〇年後のカクテル・パーティー 翁長知事の言葉のゆくえ 夭折の女性記者、色あせぬ勇気 「男性仕様の物差し」を溶かすとき 詩聖の残した「百年の言葉」 「森の生活」から聞こえる太鼓 一粒の麦、もし死なずば 「あるべきアメリカ」を求める人々 抗議のマスクと一編の詩 無類の人間好きが潤した荒野 IV 戦争は人間のしわざ 八月の赤子は今も宙を蹴る 炎の記憶、下町に刻まれた日 AIが引き金を引くとき 数に見失う「人間」を呼び戻す 「E=MC2」を刻む慰霊碑 核兵器のむごさを射るまなざし ローマ教皇がかざした羅針盤 核廃絶へ主語を担う意志 V いのちの日々に 水俣取り戻せない歳月をへて 大人の甘え 若者の怒り 不機嫌オーラに一利もなし 悲しすぎるひらがなの文字 平成を見送る師走に めぐり合う一冊 待ち受ける景色 「どうせ無理」と言わせないで ウイルスとの闘い勝利とは 後ずさりで未来へ進むコロナの冬 私の中の「マスク風紀委員」 人類はまだ若い、と答えるために あとがき 引用・参考文献

本文紹介

天声人語を執筆してきた著者の、朝日新聞コラム「日曜に想う」から精選。味ある名コラム集、誕生!

抜粋:日々慌ただしくニュースが流れていくけれど、日曜日にはその背景にある意味を落ち着いて考えてみたい。トランプ・アベ時代の虚と実のゆらぎ、不条理にあらがう人々の勇気、歴史から汲む知恵……。天声人語を執筆してきた著者の、朝日新聞コラム「日曜に想う」から精選。一編ごとに新たに短章を付した、味わい深い名コラム集。