書籍詳細

書籍のレビュー・概要

「ヨーロッパ」誕生以前の古代ギリシャ・古代ローマから、文化的統合体としてのヨーロッパが成立した中世半ば、そして大航海時代、ルネサンスや宗教改革を経て、革命のうずみ火がくすぶる一七世紀末までを俯瞰。まとまりでありながら常に多様性を内包し、個性的なプレーヤーがぶつかり合いながら推進されてきた、その歴史とは?

ヨーロッパ史入門 原形から近代への胎動

Takumi ブックス

ヨーロッパ史入門 原形から近代への胎動

著者・関係者
池上 俊一 著
カテゴリ
ジュニア新書
刊行日
2021/12/17
体裁
新書・238頁
ISBN
9784005009459
在庫状況
在庫あり

価格:1,056 円

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著者略歴

  • 池上俊一(いけがみ しゅんいち) 1956年、愛知県生まれ。東京大学名誉教授。専門は西洋中世・ルネサンス史。 父親(現代中国政治研究者)の仕事柄、中国漬けだった幼少時代の家庭への反動でヨーロッパ史に興味をもち、フランスとドイツの中世文化史・宗教史を研究。旅行で訪れたイタリアで気の良い人々と美味しい料理に魅了されてイタリア研究にのめりこみ、岩波ジュニア新書『パスタでたどるイタリア史』を執筆。その後『お菓子でたどるフランス史』『森と山と川でたどるドイツ史』『王様でたどるイギリス史』『情熱でたどるスペイン史』と続き、その国を象徴するもので歴史をたどる人気シリーズとなっている。

目次

  1. まえがき――ヨーロッパとは何だろうか 第1章 ヨーロッパの誕生――古代ギリシャ・ローマの遺産(古代) 自然と地理/人種と民族/印欧語族とヨーロッパ諸言語/アルファベットの発明/ギリシャの位相/ローマ帝国とヨーロッパ/バルバロイについて/キリスト教の誕生と普及/古代末期の司教と聖人の役割 第2章 ロマネスク世界とヨーロッパの確立――中世前半 原形としてのフランク王国/アンビバレントな「他者」としてのイスラーム教徒/フェーデの時代と「平和」の工夫/「キリスト教世界」の形成/辺境の役割/紀元一〇〇〇年の飛躍とロマネスク世界/ビザンツ帝国はヨーロッパか/十字軍とは何だったのか/封建制と領主制 第3章 統合と集中へ――後期中世の教会・都市・王国(中世後半) 学問の発展と俗語使用/騎士と騎士道/盛期中世から後期中世の文化/正統と異端/ユダヤ教とキリスト教/都市のヨーロッパと商業発展/教皇・皇帝、国王・諸侯 第4章 近代への胎動――地理上の「発見」とルネサンス・宗教改革(15~17世紀) 中世末期の光と影/スペイン・ポルトガルの海外進出と価格革命/カトリック布教の使命/ルネサンス文化の輝き/プロテスタンティズムの登場/国民国家形成の努力と宗教戦争/印刷術の衝撃/女性受難の時代/宗派体制化と社会的規律化/争い合うヨーロッパ諸国/絶対主義と海外植民地/科学革命と自然法/バロックと古典主義 文献案内 あとがき ヨーロッパ史年表/事項・人名索引

本文紹介

ヨーロッパをヨーロッパたらしめているものとは何か? 古代ギリシャ・ローマから、一七世紀末までを俯瞰。

抜粋:「ヨーロッパ」誕生以前の古代ギリシャ・古代ローマから、文化的統合体としてのヨーロッパが成立した中世半ば、そして大航海時代、ルネサンスや宗教改革を経て、革命のうずみ火がくすぶる一七世紀末までを俯瞰。まとまりでありながら常に多様性を内包し、個性的なプレーヤーがぶつかり合いながら推進されてきた、その歴史とは?