書籍詳細

書籍のレビュー・概要

一九四四年一月、アウシュヴィッツに送られた少女は、壮絶な日々の末に生きのびる。戦後、長い沈黙を経て、三〇年にわたり自らの体験を語り続けた。九〇歳を迎え、活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を、インタビューとともに収録。そこには差別、憎悪、分断がはびこる現代への警告と、未来への一筋の希望が見える。

アウシュヴィッツ生還者からあなたへ

Takumi ブックス

アウシュヴィッツ生還者からあなたへ

14歳、私は生きる道を選んだ

著者・関係者
リリアナ・セグレ 著・中村 秀明 訳
カテゴリ
ブックレット
刊行日
2021/11/05
体裁
A5・並製 ・64頁
ISBN
9784002710549
在庫状況
在庫あり

価格:627 円

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著者略歴

  • リリアナ・セグレ(Liliana Segre Belli Paci) 1930年9月10日、ミラノのユダヤ系イタリア人家庭に生まれる。ナチス占領下で父とともに亡命を試みるも捕えられ、1944年1月にアウシュヴィッツに送られる。ドイツへの「死の行進」を経験した後、1945年5月1日にドイツ北部で解放された。戦後、長く沈黙を続けたが、60歳から証言活動を開始。これらの活動が社会にもたらした功績によって、2018年に大統領任命の終身上院議員となる。翌年、海を越えてやってくる難民増加に伴い差別意識や憎悪に満ちた投稿、個人への中傷があふれる現状を憂い、こうした行為を監視する組織の新設を提案。2020年、90歳を機に証言活動に幕を下ろした。 中村秀明(なかむら ひであき) 1958年生まれ。1981年に毎日新聞社入社、経済部記者、論説副委員長などを歴任。2018年秋に退職後、イタリアに渡り、ボローニャ大学で哲学を学んでいる。

目次

  1. 1 〈最後の証言〉 私は生きることを選んだ 〈コラム〉 父アルベルトさんの「つまずきの石」 2 〈インタビュー〉 なぜ私は証言を続けたか……………聞き手:中村秀明 3 〈ルポ〉 ロンディネ村に「平和の砦」を訪ねて……………中村秀明

本文紹介

アウシュヴィッツに送られ、壮絶な日々の末に生きのびた少女。九〇歳で行った、その最後の証言を収録。

抜粋:一九四四年一月、アウシュヴィッツに送られた少女は、壮絶な日々の末に生きのびる。戦後、長い沈黙を経て、三〇年にわたり自らの体験を語り続けた。九〇歳を迎え、活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を、インタビューとともに収録。そこには差別、憎悪、分断がはびこる現代への警告と、未来への一筋の希望が見える。