書籍のレビュー・概要
一般相対性理論と量子論を統合する量子重力理論を目指し、宇宙の根源の解明に迫る〈超弦理論〉。一次元の広がりをもつ「弦」の描像は、現代物理学・素粒子論からいかに生まれたのか? 閉じた弦と重力の関係を明らかにした著者が理論の誕生、困難、復活と発展の歴史を、自らの経験やエピソードを交えて描き出す。 ◇正誤表 ☞ PDFファイル[86KB] ■推薦のことば 感動を覚えた.弦理論(超ひも理論)が重力を自動的に記述することを世界で初めて発見した米谷さんの功績により,その理論は宇宙の全てを支配する統一理論の候補となり世界中の研究者を魅了している.なぜ米谷さんにその大発見が可能だったのか.本書は米谷さんの思考体系を微細に入って辿らせてくれ,その深い思考が大発見につながる様子を追体験させてくれる.量子重力理論の研究を目指すすべての人にバイブルとして薦めたい. ――橋本幸士