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書籍のレビュー・概要

学生時代、食費を切りつめて通った歌舞伎座三階席からの風景、十七代目勘三郎に頼まれて声色で舞台に立った興奮、六代目歌右衛門のきびしい眼光、十代目三津五郎の粋でいなせな江戸前の芸……十八歳から歌舞伎を見続け七十年。若き日の回想から、忘れじの名優、名舞台まで、「山川静夫の名調子」で綴るエッセイ集。

山川静夫の歌舞伎思い出ばなし

Takumi ブックス

山川静夫の歌舞伎思い出ばなし

著者・関係者
山川 静夫 著
カテゴリ
人文・社会科学書
刊行日
2021/08/27
体裁
四六・上製 ・カバー ・218頁
ISBN
9784000253598
在庫状況
在庫あり

価格:1,980 円

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著者略歴

  • 山川静夫(やまかわ しずお) 1933(昭和8)年静岡市生まれ。國學院大學文学部卒業後、NHK入局。1968年より東京アナウンス室に配属。「ひるのプレゼント」「ウルトラアイ」など人気番組の司会を担当。紅白歌合戦司会を通算13回務めるなど、NHKの顔として活躍した。専務理事待遇特別主幹を経て1994(平成6)年定年退職。現在は、エッセイストとして講演・執筆・評論などで幅広く活躍している。1990年、日本エッセイスト・クラブ賞受賞。主な著書に、『山川静夫の文楽思い出ばなし』(岩波書店)、『綱大夫四季――昭和の文楽を生きる』『歌右衛門の疎開』(以上、岩波現代文庫)、『歌右衛門の六十年――ひとつの昭和歌舞伎史』(共著、岩波新書)、『歌舞伎の愉しみ方』(岩波新書)、『文楽の男――初世吉田玉男の世界』『文楽の女―吉田簑助の世界』(以上共著、淡交社)など多数。

目次

  1. はじめに 二つの「座」 Ⅰ 芝居三昧 歌舞伎座のご馳走 三階席の幸せ 声色で楽しむ黙阿弥の舞台 「第一回東宝歌舞伎」の思い出 蘭平三代 ひな鳥の頃 耳で芝居を見る楽しさ 「かべす」のある風景 御名残トドメの『助六』 五代目歌舞伎座開場 戦後の芝居を支えたもの 六代目歌右衛門の眼光 Ⅱ 惜別にしひがし 十三世仁左衛門折々ばなし 二代目鴈治郎『すしや』の権太 四代目坂田藤十郎の夢 十八代目勘三郎の感性 十代目三津五郎いぶし銀の芸 十二代目團十郎の人格 Ⅲ 名狂言の力 『勧進帳』の人気 『仮名手本忠臣蔵』大序 『菅原』の梅・松・桜 『魚屋宗五郎』のおはまと宗五郎 『野崎村』大根と奴凧 『鈴ヶ森』の智恵 相撲の芝居 股旅物と『瞼の母』 「怪談物」お化けの正体 「襲名興行」の魔術 水もしたたる濡場『小猿七之助』 「義太夫狂言」糸にのる人、のせる人 「火花散る舞台」とは 『空ヲ刻ム者』の初日を観る 芸に遊ぶ「所作事」 Ⅳ 〈鼎談〉芝居好き仲間 加藤武・澤村田之助・山川静夫 あとがき 装丁=桂川潤 カバー・扉イラスト=山川静夫

本文紹介

歌舞伎を見続け七十年。若き日の回想、忘れじの名優・名舞台など、「山川静夫の名調子」で綴るエッセイ集。

抜粋:学生時代、食費を切りつめて通った歌舞伎座三階席からの風景、十七代目勘三郎に頼まれて声色で舞台に立った興奮、六代目歌右衛門のきびしい眼光、十代目三津五郎の粋でいなせな江戸前の芸……十八歳から歌舞伎を見続け七十年。若き日の回想から、忘れじの名優、名舞台まで、「山川静夫の名調子」で綴るエッセイ集。